韓国語能力試験Ⅱを横浜で受けてきました。
朝あまりにひどい天気で、びしょ濡れで受けなくてはいけないのか~と
憂鬱な気分だったけれど、なんと出かける頃には晴れてきて気持ちの良い天気に!
これだけでも、気分が全く違います。
このテストは、本当に小さな条件一つでも、集中力に影響を及ぼすのでなるべく
良いコンディションで受けたいものです。
では、当日レポです。
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少し早めに家を出て、途中駅のタリーズで最後のカフェ勉強と早めのランチ。
去年の夏から冬まで半年がかりで作文の通信教育を受けていたけれど
提出するので精一杯で復習まで出来なかったのが残念。
なので、最後のあがきで模範解答を読みこんで、よく使うフレーズを頭にたたきこんだ。
さて、前回は電車を乗り過ごしてしまい、到着がギリギリになって大汗かいたので
今回は注意深く、乗り過ごさないように注意。
この、時間的余裕も大事。
教室は4階だったけれども幸いトイレがすぐそばだった。
トイレはいつもすごく混むので、これも結構重要な問題。
前にトイレ混雑によって嫌な思いをして、悪い気分を引きずってしまったこともあったから、
サッと行けるのは便利だった!
そういえば、今回は初めてスマホを没収された。
それから、前に何度か問題用紙のページめくるときに、2枚一緒にめくってしまい、
慌てたこともあったので、これも気をつけて指には滑り止めサックを装着。
듣기(聴き取り)
いよいよ試験が始まり、緊張感が漂う中
なんと듣기問題の最初のところで急に放送が止まった。
放送事故のようで放送が再開するまで数分かかった。
なんと~~~ 次の問題を読む余裕が生じて・・・ちょっとお得な気分。
スタートをちょっと余裕のある気分で始められたせいか、
全体的に今までで1番慌てずに聞くことができた気がする。
全然何を言っているかわからない・・・・と言うことが少なくなったような気がする。
わからない単語があってもなんとなく察することができたりもした。
選択肢の先読みのテンポを最後までキープできたのが大きい。
今までは、必ずどこかでアタフタしてテンポが崩れてしまったから。
今回はちょっと答えに迷った時でもグズグズ引きずらずに、次にいく勇気を持った!
そこで、悩んで引きずると、結局次の問題もダメになるとやっと悟ったのだ。
(以前TOPIk一日講座を受けた時に、
わからない時は捨てて次に行きなさい!と言われたのを守ってみた)
それから、今回新しく試したのがメモを取る方法。
前回はマークシートを塗る太いペン先でそのままメモを取ったために読みにくくて、
とても不便だった。
人気ブロガーのhimeさんは、両側のペンの蓋をはずしてメモは細い方で、マークシートは太い方で使い分けるとおっしゃっていたけれど、それも忙しそうだなぁ~と思っていた。
先日、ある勉強仲間の方がメモもマークシートも両方細いペンを使うというのを聞いて、
それもありだなぁ~と思い、今回はそのやり方で試してみた。
細い方のペンで、メモを取ったりキーワードの単語に印をつけたり下線を引いたり
とにかくたくさん書き込みをしたし、そのままマークシートも細いペンで塗った。
これは私はとてもよかった気がする。
읽기の時も、何度も出てくる単語や固有名詞に下線を引いたり、接続詞にマルしたりするだけで
内容を早く理解するのに助けになった気がする。
前回は、メモを取るのもあまりうまくいかなくてイマイチ、効果を感じられなかったけれど。
それから、選択肢を選ぶときに4つのうち例えば1番とか2番など前半の方で
これが正解?と確信できた時は、もうそこで答えを書いて
選択肢は最後まで読まずに先へ進む・・・というちょっと勇気のいることもしてみた。
消去法で答えを導くというのも、前回よりもうまくいった気がする。
選択肢を読みながら あ、これは違う。これも違う、とどんどん×をつけていく。
はっきりこれが正解だという自信がなくても
消去法で残ったものがそれしかない・・・
という時はそれが答えになる確率も大きいだろうから。
쓰기(書き取り)
51.52に時間をかけすぎてしまった。
それほど難しい問題ではなかったと思うけれど、
あまりに単純な答えになるのもどうなのか?と思ったり
もっと良い答えがあるかもしれないと、少し考え込んでしまったのが失敗!
53は、それなりに書けたかな?と思う。
作文の終わる時間をちょっと錯覚していたようで
思ったより早く終わってしまい、時間の設計ミスもあり
最後の長文は規定の文字数を書ききれなくて残念だった。
そして、テーマが「助言」についてで、
深く掘り下げるのにはやや難しく感じ、文字数を稼ぐことができなかった。
쓰기はやはり、なるべく最初の3問を早めに仕上げて
長文の時間をもう少したっぷり取れるようにしなくてはいけないと反省。
作文は通信教育でたくさん書く練習はしたのだけれど、毎回すごく時間をかけて書いていたし
試験用に時間を計っての練習はしていなかったので、これは今後の課題。
읽기(読解)
目標の時間を大まかに決めておいたけれど(20番までを15分以内・・・とか←遅いかな?)
少しずつオーバーしてしまったために、やはり最後のいくつかがかなり急ぎ足になってしまい
飛ばし読み状態に・・・
1番最後の問題は全く読むことができなくて残念だった。
前半のペースを、もう少しあげなければいけないようだ。
まとめ
今回の試験準備については、3月~4月前半まで仕事や家庭が落ち着かない状況にあり
あまり満足のいく勉強ができなかった。
今回はあまり気張らずに気楽に受けてこよう~と出かけたけれども
受けるのも6回目になったせいか、今までで1番落ち着いてできた。
いつもは全然わからなくて捨ててしまう問題がもっと多かった気がするけれど
今回はなるべく諦めずに少しでも手がかりを探して答えを選んだような気がする。
今までは、出来たのか出来なかったのかもわからず、あまり手ごたえがなかったけれど
今回は、もうちょっとできたような気がする。
・・・とは言っても、果たしてどれだけ結果に結びついているかはわからないけれど。
(今、5級なんですが、まぁあまり期待せずに結果を待つことにします。)
作文が残念だったけれど、せっかく通信教育で学んでたくさん添削していただいたので
よく復習して次回にもう少し生かしたいと思う。
しかし、今回、あれ?と思ったのは
最初の頃は、この試験を受け終わるとクタクタに疲れて
しばらくハングルの文字も見たくなくなったりしたけれど・・・
今回はそのような疲れもなく、爽やかな気分だったのだ。
ハングルにも、試験にもだいぶ慣れてきたのかな~と思って嬉しかった。
最後に・・・
읽기の問題に出てくる小説が気になること、多いですよね?
今回は、中盤に出てきたタクシー運転手の話が感動的だったのですが
これは実話でニュースになったお話らしくて、記事を見つけました。
それから、後半の小説問題は、思春期の男の子が好きな子に手紙を書いて、のような内容で・・・
これも気になって調べてみたら、中学の教科書に載っている短編のようでした。
일가 - 공선옥 全文が載っているサイトがありました。
Youtubeの朗読もありました! 嬉しい!
TOPIkは大変だけれど、問題を通じて知らなかった様々な話題に触れる機会にもなり
知識も増えるので、面白い面もありますね。
ただ、いつも思っていますが、試験でいくら級をとっても
会話ができないのはつまらないので、これからもバランスよく楽しく勉強できたらいいなと思います。
やはり、試験に出てくる単語と、普段の会話で使う単語は違う面もあるし
ドラマや映画のセリフはまだ、わからないことも多いし、まだまだまだまだですね~。