アイーダ再び

日にちがだいぶ過ぎてしまいましたが、先週、26日マチネのアイーダに行ってきました。
エビータの千秋楽から、一週間たち、金田さんがラダメスとして戻って来られたので、
♪ついに～来た～！！状態です。
まぁ、発表会前だったというのに、余裕だこと・・・(笑)
これぞ、愛のパワーですよ。

エビータのペロン役としても、それなりに楽しんで観に行っていた私ですが、
なんといっても、歌が少なすぎた。

私、金田さんの声が本当に大～好きなんですよ！
今となっては、声だけじゃなくて　全部好きですけどね(笑)
でも、ルックスから入ったわけではなくて、声にとことん惚れたので、やはりたっぷり歌ってほしいんです。

だから、ラダメスは嬉しい～！

ヘアはさっぱりと短く、オペラグラスで見たら髭はうっすら、伸ばし中みたいでした。

 

4か月ぶりに聴いた金田ラダメスの声は、もう　

キラッキラ～ツヤツヤ～
パワフル全開～！　　・・・って感じでしょうか。

アップテンポの曲は、よく声も出ていて、やはりシビレます。
最初の「勝利ほほえむ」なんて、気持ちよか～！って　スカっとします。

微妙に去年と歌い方が変わっている気も・・・
語尾を投げ捨てるように歌っていたところを、もっと丁寧に歌っていたりとか。
フレーズを切っていたところをつなげるようになっていたりとか。
まぁ、日によっても、ちょっとずつ違うのかもしれませんけどね。

 

バラードは・・・
実は、ちょっとピッチが不安定な曲があり、ハラハラしましたが、
（エルトン節のメロディにまだ体が戻り切れてなかったとかあるのかな？）
相変わらず甘くて、色っぽかった。
抑えめにそっと優しく歌うところとと、ぐーんと張り上げて歌うところとの幅広い強弱の付け方が好き。


以下、気付いたことをいくつか。

晩餐会のシーンで上にぶら下がっている、ホルスの目のランプが素敵で、欲しい。
あと、晩餐会の始まりの時に、ラダメスとアムネは下手で何を談笑しているのか、いつも気になる。(笑)


アムネリスの寝室シーン、「僕たちはもう、9年も婚約しているんだ…」の後、
阿久津さんは手でポンポンだった気がするけど、金田さんはいつも指でツンツンなんですよね。こっちの方がちょっとやらしいかも。(笑)
ムフフ笑いもありましたよー。


アムネリスに対しては、甘い声出しておいて、
突然　アイーダには、悪人声になって　
「私を叱り飛ばして逃れられるとでも・・・」と激変するところが面白い。
それでいて、アイーダに強気発言されると、
「そんなことかまうもんか。おまえが正しいとわかったんだ・・・」って突然素直になっちゃうところが、なんともかわいいラダメス。

 

「迷いつつ」…熱かった。
あのお触りの仕方が相変わらずで・・・
金田ラダはギュッとつかみますよね。これは健在。(笑)
上手席だったからよく目に入ってしまいました。(^。^;)


「愛してるわ」
「聞こえたぞ。もう一度言ってくれ。命令だ！」
「ん～～」（口を手で押さえる）
「言ってくれ…」　

あら？もう一度おねだりしてたように聞こえたんだけど。もう、金田さんたら～。
空耳だったらごめんなさい。(笑)　

いつも思うのですが・・・
ラストのシーンは、アムネリスが「国を守る王女としての自分」と、「恋する普通の女性としての自分」が、葛藤する辛いシーン。
なんとか、ラダメスの命を救いたいと願うアムネリスに対して、
ラダメスは、「傷つけるつもりはなかった・・・」なんて言いつつ、
思い切り傷つているアムネリスに面と向かって
「できない！！アイーダは素晴らしい！」ってぬけぬけと言ってしまうのは、ひどすぎると思いまーす。
ラダメス、さらに、アムネリスを傷つけているよ・・・

あれ・・・ラダメスのことしか書いてない？

「失礼。そういうつもりじゃ・・・」　　なーんて。

えーと、やはり、私は五東さんのアムネリス、好きです。
ルックス的には、お洒落の歌とはギャップが・・などとよく言われるけど、
でも、歌と演技がかわいいのでいいです！
後半の演技もいいし・・・。

金田メレブは2回目でしたが、やはり、良かったです。
メレブにすごく合っているし、自然な感じで。
金田&金田コンビの「どうもおかしい」綺麗でした。ありえ～ない～♪は大事!
この曲、ラダメスの心の迷い、どうしちゃったんだろう俺？みたいな気持ちを切々と告白するような歌で、なんか妙にグッときて好きなんですよね。

あとね、テントが上から降りてくる時、直前に二人がサッと上手から登場してテントの中にもぐり込むのを目撃するのは密かな楽しみです。(笑)

カテコで二人が並んで、肩組んでたけど、すっごい凸凹コンビで、可愛かった～。

 

田中ゾーザーと、樋口アイーダは・・・ちょっとうーん、かな。
申し訳ないけど、飯野さんと濱田さんを知っていると、どうしてもね。

ただ、儚い喜びのシーンの、樋口アイーダの演技は結構面白くて好きです。
嘘泣きの仕方、前回も面白かったけど、今回も、また違ったし、
ラダメスをやり込める雰囲気が楽しいです。


ゾーザー様は、声のコンディションがいまいちなのか、かなりあちこちで、
メロディーラインを下げて歌っていました。
まぁ、無理して高い音出して、ひっくり返ってしまうなら、その方がいいのかな？と思いますが、え？ここも下げる？ここも？みたいでしたね。
ちょっと残念。
田中さんの声は嫌いじゃないけれど、ブラックな役のゾーザーとしては、
声質が軽い感じがするので、バリトンの響きがもっとある方がかっこいいな～と思います。

なんだか、取りとめのない感想で、すみません。

あぁ・・・濱田さんにやはり会いたいです。
凛とした雰囲気、そして、あのシルクのような声を聴くと、ゾクゾクっとしてしまいます。
アイーダって本当に難しい役だな～とつくづく思います。

 

・・・おまけ・・・

アイーダという名前のジュースを飲んでみました。カシス味。おいしかったです。
ラダメスを飲むべきだったかな？
でも、ラダメスはココアなのね。甘そう～。

メニューはこちら。

【1.アイーダ ～永遠の愛の物語～】　カシスとヨーグルトで健康的。
【2.サハラ・イエロー 】　マンゴー&オレンジでトロピカル。
【3.アムネリス～プリンセスの涙～】　ソーダと乳酸飲料で爽やか。
【4.ラダメス～愛の炎～】　冬期限定!ラズベリー風味のホットココア。
　各500