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好きなことがたくさんあると毎日の暮らしがちょっと幸せ。好きなこと、好きな人について語る気ままな日記です。chiharu 

Frank & Friends 東京公演 Act2

2010年03月27日 | Mate Kamaras

息子はスキーに行ってるし、主人は飲み会。
一人の夜ってことで、パソコン占領して一気に書いた~!
ぜーぜーはーはー。
長いので、覚悟してください。(笑)

Act2

 

Jekyll& Hyde


アンサンブルの男性
中西勝之さんは、テノールが良く響く素敵な声で気に入りました。
中山昇さんは、エリザベートのエルマー役で印象に残っていた方だったのですが、
熱いパフォーマンスを見せてくれてよかったです。


マルシア
去年、New Brainというミュージカルで一度拝見して、上手だな~とは思っていましたが、
このジキハイのルーシー役、役に入りこんでいて、妖艶さもプンプン、高音まで地声で歌いあげる声量にも驚きました。
(たまに、歌い回しが演歌に聴こえるけど)

金曜日は、鹿賀さんと歌う「Dangerouse Game」のためのふわふわな真っ赤なドレス姿で、本当~にゴージャスで素敵でした。
土日は、細いラインのバラ柄のドレスで、地味に感じてしまいました。


鹿賀さんの語るような独特な歌い回しはあまり好みではないのですが、
ジキハイの演技を含めた一連の歌はさすがに、存在感と迫力があって、かっこよかったです。
声も良く出ていました。


土日は鹿賀さんがいらっしゃらなかったので、マテの「This is the moment 」を聴けました。
マテ、この曲を歌えたことがとても嬉しそうでした。(カテコMCで言ってました)

今回、マテが歌うナンバーの中では、一番マテらしさが出る曲だったのかもしれませんね。
前半は抑えめにじっくりと、後半は情熱的にパワフルに歌いきっていて。
まだ、こなれていない感じもありましたが、大阪ではもっとよくなっていたかも・・・

 

Rudolf

Measure of Men
井上君、よい!


Pretty Little War
女性3人でなかなか楽しかったです。
しかし、家塚さんは、一部で母親役で見たために、なんかいろっぽい路線でなく、母っぽく見えてしまいました。(笑)


土曜日は、Only Loveを笹本玲奈ちゃんが、ピンクのドレスで登場し、歌いました。
可愛くて華やか~!
一月にウーマンインホワイトで、玲奈ちゃんを見ましたが、ALWの曲は難しくて、かなり歌いこなすのが大変そうな印象もありました。
でも、今回のルドルフナンバーは、大変伸びやかに、艶やかに歌っていて、とても良かったです。

井上君との、I was born to love you のデュエットも、甘~くてうっとりでした。
息ぴったりで、お似合いでした。
ラストに、キスしちゃう?と思ったけれど、そこは日本人・・・(笑) なかった・・・


金、日曜日の Something more は、井上君と池谷さんのデュエット。
池谷さんも、可憐な声で歌われていて、満足なデュエットでした。


似たような曲も多いけれど、ワイルドホーンのバラード曲は、ロマンチックで好きです。
ルドルフの楽曲は全体的に、好きです!

 

THE SCARLET PIMPERNEL

炎の中へ
さすが、安蘭さんの男役姿と歌ははまっている!
この音域は彼女にぴったりなのでしょうね。
剣を持ってほしかった。(笑) かっこよかったです。


Where's the girl
プログラムの中でマテは、「この曲に一目惚れならぬ、一聴き惚れした」と書いてありましたが、
今回のコンサートのマテの歌では、私的には、これがナンバー1かな。
切ないバラードで、マテお得意のパワー炸裂型の歌ではないけれど、
去年のOne Song Grolyもすごくよかったように、今回のこの曲も、マテのハスキーで色気と暖かみのある声が
よく合っていて、心にじーんと染みわたってくるようでした。


with Wildhorn

ひとかけらの勇気
オリジナルの勇ましいアレンジとは違って、ワイルドホーンのピアノ伴奏によるややジャジーなアレンジで、
安蘭さんも自由な、まったりした歌い方で素敵でした。
ワイルドホーンは、毎日、イントロからして違うピアノを弾いていましたねー。
井上君が、「毎日ワイルドホーンの弾くピアノが違うから、どこで入ろうかと思ってしまう・・・」なんて言ってましたが、
ワイルドホーンは、「ジャズ出身だから、フィーリングで弾くんだよ!」みたいに言ってました。
私は、この曲のイントロをしっとりとしたピアノの音で聴くと、なんだかウルウルっとしてしまうのでした。
ワイルドホーンのピアノの音、綺麗でした。


You can do better than me
万里生君がやっと出ました!東京では、出番が少なくて残念です。
新作ミュージカルの曲ということで、英語の歌を披露。
最初は、まだこなれていない気もしましたが、日を追うごとによくなっていった気がします。
ただ、なんとなく、彼の声と英語がいまいち、しっくりこないという気も・・・
それが、発音が原因なのかよくわかりませんが・・・。
高音のロングトーンがやはり彼の最大の魅力ですね!
サビの部分がとても美しくてうっとりしました。


Love is here at last
岡本茜さんと万里生君とのデュエット。
岡本さんは、宝塚出身ということですが、すごく高音が出る方ですよね。
一度、エスコルタのコンサートに、ゲストとして出演されていて、
オペラ座の怪人~クリスティーヌの役を歌ったのを聴いて、びっくりしました。

 

The Gascons
シラノは、一度観に行ったのですが、浦井君の「この美貌~♪」ばかりが印象に残っていて(笑)
あまり覚えていない・・・(^。^)
この曲は、賑やかでしたね!


Never Say Good-by
井上君と安蘭さんのデュエット。美しい曲ですね。
二人とも、お互いに「一緒に歌うと気持ちがいいです・・・」と話していましたが、
声の相性がいいのかもしれませんね。

この曲、大阪ではマテが日本語で歌ったはず。聴きたかったよー。
マテが歌う日本語の歌、なんか好きです。愛を感じます。
愛と死の輪舞も、感動したもの~!


Someone like you
マルシアが「曲を歌うことは、子供を産むような感覚なんです」と話したのが印象的でしたが、
彼女の歌を聴いて、なんか納得するものがありました。
ピアニシモで歌うことって、フォルテで歌うよりも、とても難しいと思うのですが、
すごく繊細なピアニシモから高音の張り詰めた音まで、よく声をコントロールしていて、聴かせてくれました。
すごく勉強家な方なのだろうな、と思いました。
今回のコンサートで、井上君と共に、私の評価がアップしたマルシアでした。

マルシアって、前に四季のアイーダ役をやったことがあるのですよね?
どんなアイーダだったのかな?と今頃、興味がわいてきてしまいました。


Never Say Goodby


The Girl I look For
井上君、ダンスが少し入って、ノリの良いナンバー。
こういう軽快な曲もよく歌えますね。
彼はダンスも出来るんですよね?
茶目っけのある歌声、楽しく聴けました。
大阪では、万里生君が歌ったのですよね。踊ったのかな?(笑)


Truth of Love
前曲の、井上君の曲が明るくて、ノリが良くて盛り上がったところで・・・
この曲がなんか・・・地味~な感じがして、ちょっと退屈気味でした。
安蘭さんの声は、スカピンの曲を聴いてしまうと、やはり中低音がいいなーとわかるし、
高音の曲は声は出るけれど、それほどのインパクトはないかな~。


One Heart
全員が一列に並んで・・・
いつも、井上君がだいぶ盛り上げていましたね。
マテも隣にいたマルシアや万里生君とアイコンタクトをとりながら、アドリブ・メロディーを入れたりして
楽しそうに歌っていました。


_________________________________


さて、全体として、出演者が盛りだくさんで、歌のレベルもなかなか良質。
色々な演目の曲を楽しめた・・・という点では満足でした。

しかーし!!
マテのファンとしては、不満でしたね。
一部は役柄として、前半しか出番がなかったのは仕方がないとしても。
二部の扱いがちょっと何あれ?でした。

あれだけゲストを呼んでも、チケットは完売にはならなかったし、やはり相当キャスティングには苦労したのは想像がつきますが・・・。

二部にマテがの歌が一曲の日ってちょっと・・・(--〆)
多い日でも二曲でしたからね。東京は。

ワイルドホーンのピアノと歌うコーナーに何故マテが出ないの?
マテだけ、フリートークのコーナーもなかったし・・・

カーテンコールでのMCは、ワイルドホーンにしか通訳がつかず、離れた位置にいるマテは一人、意味がわからずポカーン状態。
みんなが笑っていると、やはりマテも気になって、マルシアや万里生君に、なになに?って聞いてたマテ。
かわいそうだった。
せめて、ワイルドホーンの隣に立たせてあげれば、通訳さんの声も聞こえたでしょうに。
(大阪では、マテが自分で通訳さんのそばに移動していたということも聞きましたが・・・)

それでも、マテは謙虚でしたよ!(内心、どう思っていたのか?ですが)
日本で、初めてミュージカルに出演できたことを本当に嬉しく思っていると、嬉しそうでした。

でも、鹿賀さんのいらっしゃらなかった日のカテコでは、
「今日は This is the momentを歌えて嬉しかった!」と素直な言葉が。(笑)


マテのカテコの位置は下手(しもて)だったのですが、
千秋楽の日には、井上君との別れを惜しむように、井上君の隣、上手(かみて)へ大移動してしまったマテ。
おかげで、下手にいた私の目の前からマテが消えてしまったよー!(涙)
何度も、井上君と抱き合って、才能ある素晴らしい友人と出会えた!と喜んでいたし、
井上君が挨拶する時には、彼をを引きたてるように、自分が脇へずれて、「スミマセ~ン」なんて位置を譲ったりしてました。
でも、「千秋楽を迎えて一つだけ嬉しいことがある。今度は自分があの美しい曲を(Never Say Goodby)を歌わせてもらいます! 」って!言っちゃったよ!(笑)
やっぱり、もっと歌いたかったんだよね。

 

それからですね。
このカーテンコールでは、メインキャストが一言ずつ何か話すのに、いつも万里生君は話を振ってもらえなかった。これもなんで?
最初、忘れられたのかと思ったんですが、次の日もなくて、千秋楽にやっとマイクを向けてもらえたんですもの。
ナレーターの増沢さんもそうだったし。
あと、ウィーンからはるばる来て、すごく情熱のこもった指揮をしてくれた、アードリアン・マンツさんも、
前に一緒に並んだのは千秋楽のみで、一度もマイクは向けられず、影が薄いままでした。
なんかね~?ウィーン勢の扱いがあまりにも気の毒・・・(T_T)


安蘭さんは、いまいちトークが得意じゃないのか、困るとマルシアに振ってましたね。
で、マルシアが喋り始めると、おばちゃんの井戸端会議みたいになって、長い。
すかさず、井上君に、「そういう話は楽屋でやってください」とつっこまれる、というパターンでした。

そんな中、最後の最後に、マルシアがマテのことに話を振ってくれて
「それからね・・・マテの日本語の歌が素晴らしくて感動しました」と言ってくださり、
会場がマテへの大きな拍手で包まれました。
嬉しかったわー。やっと、マテに注目が・・・(涙)
思わず、「マテ!」って声かけちゃいました。(恥・・・) 
きっとマテには届かなかったけどね。


カーテンが閉まるラストまで、ニコニコと手を振ってくれた万里生君。
カーテンの下まで覗き込んでバイバイしてくれて、可愛かったです。
本当に彼は笑顔がいいですね。

もう、大阪公演も終わり、 マテのソロイベントも終わり、東京での小さなマテのファンミも終わり(行けなかった・・・(T_T))
全てが終わって、マテもホッとしているところでしょう。
まだ、日本にいるかな? 


マテの出番や扱いについては、不満が残ったけれど、まぁ、色々と事情もあるのだろうな。
企画やキャスティングが今後も難しそうだけれど、マテやルカスの毎年の来日、
出来るだけ長く続くといいなぁ。
もう少し、ウィーンキャストがたくさん来てくれると嬉しい。

マテの歌は、正直言って、高音があまり出ていない気がしたし、
数年前のような声の伸びや迫力が足りないと思った。
単に調子のせいなのか、年々出なくなっているのか・・・ちょっと心配。

でも、ハインリッヒという紳士な役にもトライして、新しいマテの姿を見られたし、
はじけるばかりではない、抑えた歌唱の魅力も味わえたかな。

私は、ソロイベントに行けなかったので、やんちゃなマテの姿があまり見られなかったのが
ちょっと物足りなかったけど、今後、大人の歌手として、さらにレパートリーを広げていけたらいいですね。

また、マテに会えるのを楽しみに待っていまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2 コメント

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Unknown (chiharu)
2010-03-29 23:34:54
★yukitsuriさん
大阪の様子、教えていただきありがとうございます。
万里生君もちょっと踊ってました?(笑)
エスコルタでは、最近は踊らくなったけど、初期の頃は頑張って踊っていることもあったな~。
でも、ミュージカルやるなら多少はね!

ルドルフの楽曲が好きになったのは、やはりウィーンキャストのせいでしょう~。
日本盤のCDが出ていなくて印象に残っていなかったというのもありますが・・・
やはりあのキャストはいいです!

Mateのネバセイ、幸せそうでしたかー。
まぁ、妬けるわ・・・なーんて。
Mateのバラード、素敵ですものね。
日本語、きっと大変だったでしょうけれど・・・歌いこんでこれからもレパとして持っていてほしいですね。

Mateの来日、なんか今後、難しそう・・・な気がしませんか?
やはり、ウィーンキャストってあまり日本では知名度ないしねー。
来なくなったら淋しい・・・
どうか、来年も来てくれますように。

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Unknown (yukitsuri)
2010-03-29 20:40:12
chiharu さん、力作詳細レポ、お疲れ様でした!
ふふ、万里生くんも同じようにちょっと踊ってましたよ 「僕が探す人」
子リスのように可愛かったです。ただ、人気カメラマンのオーラは
感じられなかったかな~ 軽やかさやミュージカル的ウマさやトークは
井上くんの方がまだまだ↑ でも年季も違いますしね、今後です、今後。

ルドルフの曲は、私も全般に好きです! れれ、いつの間に(笑)
ウィーン版のおかげで、ということにしておきましょう♪

岡本さん、ESCOLTAとクリスティーネ歌ってたんですか!
それは聞き応えあったでしょうねぇ。

ネバセイ、Mátéがとーっても幸せそうに歌ってたのが印象的でした。
井上-安蘭コンビの方が聞かせましたけど。Mátéは日本語の分、大変
ですもんね。もっと声の調子がいい? 時にまた聞きたいかも。

Mátéと Lukasの来日、私も末永く続いてほしいです。今回みたいに
惜しい扱いになるよりは、会場のキャパを絞って、じっくりたくさん
歌ってもらえる方が個人的にはいいなぁ。
Uwe さんとかもバンバン来日してほしいです (これが一番言いたかったりして笑)
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