「春川」嵐の予感

この写真を見てください。
手前にある道を左にまっすぐに行くと右手に～～～トイレがあります。

화장실・・・トイレです。
なんで、ココの最初にトイレかと言いますと～～～
ハルナは緊張するとものすご～～くトイレが近くなるんです。
なので、この「字」だけは読めるようにして来てたんです（笑）

ココに着いて、この字を見たとたん「パブロフの犬」状態になった私。
さてとぉ～すぐに行こ～っと・・・？

トイレの手前にいたカメラマンたちが一斉に走ってきて
わたしたちのバスを取り囲みました～～～ひぃぇ～～～！？
なんですのッ！？
右寄りにいた私はカーテンを引きました。
隙間からどこの局が来ているか確認は怠りませんでしたけど・・・

今出て行くと、どんな状態になるか～？
ともかく、私たちの身が危険な状態になるのを避けるために
企画会社の方々が報道各社と話し合いをしているとのことを
ガイドさんから聞きました。

予定時間より早めに着いたので
今すぐに所定の位置に行かなくても大丈夫との事。

とりあえず、バスを移動させることになり、写真の右方向に戻りました。
そして、トイレ休憩に移動してる姿をテレビカメラが撮影してましたね～


トイレ休憩から戻ると同じ道の左に本国ホニラン＆ホニラン日本
＆ホニラン海外ファンのバス４台が右から来てちょうど到着！
一応、参考までに言いますけど、韓国は右側通行です。
お互いのバスが向かい合わせになって道路の左右にいるってカンジです。

ファンの方が持ってるこの横断幕が
バスの前に掲揚されてるのを見た時に
ちょっとじぃ～～～んと来ましたね。。。
団結って心強いものだと思いました。
たくさんのスンホンし～のファンが今ココに終結してるのだ！
そして、ココに来れない方々の想いも一緒にココに来ているのだ！

もう一度、上の写真を見てください。
左から右上に向かって人の流れがありますよね！
その流れを辿っていくと右に軍の建物が見えますよね。
ですから、この人の流れにそった部分に道があるんです。
曲がり角から軍の入り口まで２００ｍ（ｆａｍｉさん談）
スンホニぃ～がファンのいる道路の右側を
ゆっくり歩いて行かれるという話でした。

でも、予定の時間まで、まだ１時間ありました。
そうなると・・・またトイレ！（泣）

今日はスンホニぃ～の他にも入隊される方がいらっしゃって
次々に私たちの前を歩いていかれます。
お友達と一緒の方もいれば～お父さんと一緒の方とかそれぞれが～～～

スンホニぃ～はどなたと一緒なのかしら？

私たちは先ほどの十字路から右に上がってすぐのところから
１００ｍ位上に上がったところまでの場所にいました。
・・・ブルーの紐から外に出ないようにと言われていました。

ガイドさんがおっしゃってた予定時間より早い時間に
スンホンしを乗せたワゴン車が到着！
取り囲むように取材陣の波がドーッと。。。
遠くからだと、渦の中心にいるスンホニぃを
取材陣が呑み込んだように見えました。
まるで・・・ジョ～ズです（叫）

それまで、いくら取材陣が押しかけても背の高いスンホニぃは
その中でも「アタマ」ひとつ飛び出してるから
ラクラク見えるだろうと思ってた予想が見事にハズレ
あれよ～あれよ～と言ってる間に
下から上に行くほどに、スンホニぃを取り巻く渦が巨大化！

ファンの顔を見ながらゆっくり歩く予定だった時間も
もはや、彼には残されていなかった！

「あのあたり？このあたり？」って思ってたら
いきなりスンホニぃの横顔が飛び込んできましたッ！

あ～～～なんと、美しい横顔！
あ～～～なんか髪がすっきりしてて短髪ファンの私好み！！
あ～～～なんて、神々しいのだろう！！

あ゛～～～流されてゆく～～～押されてゆく～～
あ゛～～～キュッと結んだ「く・ち・び・る」の切ないこと！
またひとつ称号を・・・刹那の王子！

唇を噛んではいなかったが、きつく閉じていた！
流れようとする涙を止めるには、その方法しかなかっただろう。。。

必死にまっすぐ「前」を向いてはいるけど、
心は常に「左」に「後ろ」に「右」に・・・

あったかいファンの声に振り向く姿も
テレビの画面を通しては、
批判の対象になりそうな雰囲気。

声をかけることすら
怖気づいてしまいそうな現場の風景。

スンホニぃから目をそらしたら
彼の居場所がわからなくなってしまっていた・・・

自分はどうしたら良いのだろう？と思ってるとバスのガイドさんが
「さぁ～上に行ってください！」
　↑
そうねッ！門を入る最後の瞬間まで見てあげなきゃ！！
・・・でも、私はもう彼の姿を見ることはできませんでした。

あとは・・・動画と他の皆さんのレポで想像してください。。。

スンホニぃ～の涙は自分が入隊することへの不安とかそんなものではなかったはずです。
あの日果たせなかったこと・・・
見送りに来ていたファンへの御礼のキモチを
見せることが出来なかった悔しさではなかったでしょうか！

悔し涙だと思ってます。
そして・・・申し訳ないと思ってる涙なんですよ～
キリっと真一文字に結んだ唇に無念のキモチが滲み出てました
（ハルナ的感想）

私たちを乗せたバスが走ってしばらく経った頃
さっき彼とお別れをした時に快晴だった空から雨が落ちてきました。
気づくと風も吹いてきて～　明日は寒くなりそう～

私が入学のために東京に出てきた夜に母は私と上野駅で別れました。
「じゃぁ～元気でねッ！」
母は涙を流しませんでした。
私は母を乗せた列車が走り去った後に涙がこぼれてきました。
その時の母の心情を「あのとき」悟った気がしました。

スンホニぃはご両親と共に食事を取って
迎えに来ていた事務所のクルマで春川に来られたようです。

末っ子のカワイイ息子を送り出す母もまた
「元気でね！」と言ったはずです。

そして・・・今回私たちが彼に言ったコトバも「コンガンハセヨォ～！」

元気で、また　会いましょう～