美味しいお散歩。

すべては必要でうまくいっている。
だから大丈夫。
「命」は「いのち」。

大阪くらしの今昔館・1。

2010年06月24日 19時28分40秒 | 街ぷらin大阪


(2月のお話(^^ゞ) 大阪くらしの今昔館に行って来ました。 長~いエスカレーターを上がって9階へ
 
8階にある「なにわ町家の歳時記」を上から見ることができます。

お!この声は!? 音声案内の解説は桂米朝さんです!!米朝さんの声は風情がありますな。


1830年代の大坂の町を約1100平方メートルの空間に再現。


屋根の上の四角い窓のようなものは「天窓」です。
へっついから出る煙の排気、換気、明り取りになります。






8階に降りてみましょう。    木戸門をくぐると・・・



大通りの両側には、風呂屋、本屋、建具屋、小間物屋、呉服屋、薬屋が並び、
町会所の上には火の見櫓もあります。

小間物屋
女性の元結や髪油、化粧品を扱う店。



左上から、びん出し(耳ぎわの髪を出すために工夫された歯の長いくし)、
びんつけ油(髪のみだれをふせぐためのロウと油を練り合わせたもの)
剃毛・紅筆、鹿子(鹿のこのものような班から絞り模様の名がついた)、
元結(髪のもとどりを結ぶための糸・紐をいう)、
左下から、くし、かんざし、くし・こうがい、
丈長
(和紙を細長く切って平らにたたんで、元結のうえに飾りとして結ぶもの)


人形屋
店先には面や風車、ぶりぶり太鼓が並ぶ。




唐物屋
話題のエレキテルや渡来の珍品が勢ぞろい。


エレキテル
「江戸時代、魔法の箱と呼ばれる電気を起こす機械が誕生しました。
平賀源内は「人の体から火を出して病を治す器」として治療を行ったり、
大名の前でデモンストレーションをしたり、宣伝しました。
当時はまだ静電気の概念はなく大きな驚きで日本中の話題になったそうです。」


本屋
書籍や絵双紙、芝居の役者絵などを扱う店。




商家の中2階の通風と明り取りのために設けられた虫籠窓(むしこまど)。
(形が虫籠に似ていることから名づけられたと言われています。)


通りの真ん中が盛り上がっているのは、雨水が道の脇に流れるようにするためです。


町会所の火の見櫓


この町では一日の流れを光と音で演出し、時には雷の音、犬の遠吠え、
祭りのお囃子、井戸端会議の話し声などが聞こえてきます。


夜になると町の様子も変わり、薄暗くて情緒があります。


呉服屋
古着物から反物まで、多様な品揃え。



合薬屋(ボケてます)
江戸時代に実際にあった万能薬「ウルユス」を調合する店。

「ウルユス」 漢字の「空」スをバラバラにしてカタカナ読みをすると、 ウルユス、つまり、「空にします」 という意味。
主な成分は大黄。現代に伝えられたウルユスは、板チョコのような形をしており、
それぞれの塊に金箔がのっています。



 いや~すんご~く楽しい 時代小説の中に迷い込んだみたい特に夜(効果)がいいです。灯りは照明ではなく行灯ですから、
実際はもっと暗かったんでしょうねえ。

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