今読んでいる時代小説に「みをつくし料理帖」がある。
大阪出身の主人公が江戸の町で料理を作るが、江戸の人間に大阪の味は受け入れられず、
いろいろと苦労しながら成長していくお話。
この本を読んでると、出し汁のとっても良い香りが頭の中に漂い、
和食の素晴らしさも、旬の野菜の美味しさも味わえる。
その本の中に出てくる料理「忍び瓜」を作ってみよう
なぜ「忍び瓜」というか、なぜこのように作るかは、
これから読んでみようという人にはネタばれになるので書かないでおく
忍び瓜
材 料(4人分)
きゅうり 3本
胡麻油 小さじ1 砂糖 小さじ1 酢 大さじ3.5
醤油 大さじ2.5 出し汁 50cc 鷹の爪 適宜
作り方
下ごしらえ
きゅうりは板摺りし、麺棒などで叩いて繊維を壊してからヘタを落とし、4~5等分に切ります。
鷹の爪は種を取って細めの小口切り。
出し汁を引き、きゅうり以外の調味料を全部あわせておきます。
普通に切っちゃった(^^ゞ
下ごしらえをしておいたきゅうりを、さっと湯がいて笊に取ります。
熱々のをあわせた調味料に漬けます。(できれば1時間以上)
食べる前に冷蔵庫できんきんに冷やすことをお勧めします。
盛り付けて仕上げぱらりと白胡麻をあしらっても良し、お好みで色々お試しあれ。
(すべて巻末付録より抜粋)
お味は・・・
漬ける時間が短かったのか、やっぱ叩ききゅうりにしたほうが良かったのか、
味の染み込みがもひとつだったなあ。出し汁を加えてあるので優しい味がする。
調味料を見るといわゆる中華和えやね。熱湯でさっと湯がくのがミソのようだ。
湯がくことで、カリカリの食感になるみたい。
Mameshiba
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