Drive-E 2.0リッター4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル「T6」!先にご紹介しましたガソリンエンジンモデル「T5」との違いも多数ありますので要チェックですよ~!
ボルボ・V60 T6 Twin Engine AWD Inscription(プラス・パッケージ装着車)
>>ボディカラー:クリスタルホワイトパール(707)
こちらのT6 Twin Engine AWD Inscriptionは、最高出力186kW(253ps)+電気モーター65kW(87ps)が組み合わされる「T6」となりまして、パフォーマンスと高効率化を実現したPHEVモデルです。また、プラス・パッケージ装着車には、パノラマガラスサンルーフや19インチアルミホイール、リヤシートヒーター等が備わっています-。
V60 T6 Twin Engine AWD@フロント→
フロントデザインは、プラグインハイブリッドモデルの特徴が凝縮されています!今回の「T6」には、T5とは異なり、フロントグリル内とロアグリル内に、電動開閉式のグリルシャッターが備わっています。→グリル加飾部の形状等は、先の「T5(Inscriptionに準ずる)」と共通となります。
T6のエクステリアは、先にご紹介しました「T5」モデルで採用されていましたLEDフロント・フォグライト(コーナリング・ライト機能付)が非装着となっています。その為、専用意匠のガーニッシュパネル(5本の横型フィン形状)が備わります。また、正面から見て左側のガーニッシュは、開口仕様となっているのもポイントです!
フロントフェンダー(正面から見て右側)には、プラグインハイブリッドモデルの特徴でもあります充電ポートが装備されています。こちらは、充電ポート上側のパネルを押すことで開くことが可能で、中に備わるポートに、外部電源を接続することで充電が可能です。ケーブルを接続した際にロック機能も備わっていますので、充電中のイタズラにも安心(ドア解錠施錠に合わせてロック機構が連動します)!
パネルの裏側がポート形状に合わせたデザインとなっていますので、充電ポート側のカバーは非装備。パネルには電源マーク!→今回、充電機能は、200V電源のみに対応していまして、普通充電コネクターと普通充電用車載ケーブルが標準装備となります。
パワートレインには、Drive-E 2.0リッター4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンと電気モーターが組み合わされたプラグインハイブリッドシステムが採用されています。…こちらには、電子制御8速A/T(ロックアップ機構付)ギアトロニック、電子制御AWDシステム(エンジン+モーター)も導入されています。
←V60 T6 Twin Engine@パワートレイン
【スペック@T6 Twin Engine AWD】<エンジン>■最高出力:186kW(253ps)/5500rpm■最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1700-5000rpm <モーター:前輪>■最高出力:34kW/2500rpm■最大トルク:160Nm/0-2500rpm <モーター:後輪>■最高出力:65kW/7000rpm■最大トルク:240Nm/0-3000rpm ■WLTCモード燃料消費率:13.7km/L
T6 Twin Engine AWDでは、エンジンで前輪を、モーターで後輪を駆動させる仕様となりますので、フロア下には後輪へ動力を伝えるプロペラシャフトが備わっていません。また、後輪中央部には後輪を駆動させるモーターが搭載されていますので注目です!→ハイブリッド走行、EV走行の選択は、タッチスクリーン式センターディスプレイにて操作可能(4モード)です。
T6 Twin Engine AWD Inscriptionは、平成30年 排出ガス基準50%低減レベル認定となっています。この他、フューエルリッドパネル(給油口)は、ガソリンエンジンモデル「T5」とは異なり、室内の専用スイッチ(運転席右側スイッチパネルに追加!)を操作することでロック解除ができます(T5ではドアロック解錠に連動)。解除後にフューエルリッドパネルを押し込むと開きます。
ということで、運転席横に備わるメーター照度スイッチとバックドア開閉スイッチ部に、新たにフューエルリッド解錠用スイッチ(長押しで作動!)が追加されています。また、ライトスイッチは、フロントフォグライトスイッチが非装着となり、タッチスクリーン式センターディスプレイでは、ハイブリッドシステム作動状況も確認可能(アニメーションで表示されるので分かりやすい!)となっています。
今回、メーター表示は、プラグインハイブリッド専用デザインとなっていまして、ガソリンエンジンのT5では、タコメーター(レブカウンター)が表示されますが、T6では、モーター及びエンジンの出力状況が分かるように表示されます。メーター針は、イグニッションON時で、READYの位置に、下側に行くと充電(回生)となり、上側に電気マークと水滴マーク(白くなるとエンジン作動中)が表示。…電気マークの範囲内であればEV走行が可能で、バッテリー容量状況により随時範囲が変化して表示されます。
V60 T6 Twin Engine@インテリア→
インテリアも注目でして、センターコンソールが専用設計となっています。こちらには、プラグインハイブリッドを支える「リチウムイオン電池(96セル)」が搭載されていますので、ガソリンエンジンモデルよりも大型化されています。形状も専用となっていまして、アームレスト一体型で、後方に向かってなだらかなフォルムになっています。
T5 Inscriptionでは、センターコンソール中央部に、デコレーション・パネル(ドリフト・ウッド)が採用されていますが、T6 Twin Engine AWD Inscriptionでは、光沢感のあるブラックパネル仕様となっています。同時に、プラグインハイブリッドモデル専用となるオレフォス社製クリスタ ル・シフトノブが採用されています!シフトノブ内にはOrrefors Sweden専用ロゴが刻印されています。
アームレストは手前のレバーを引くことで開き、内側には、小物入れ(トレイ型)とUSBポート(外部入力端子)×2、12V電源ソケット×1が備わります。また、ガソリンエンジンモデルではセンターコンソール内に備わっていましたCDプレーヤーは非装着となります。…ラジオは、FMのみ受信可能。
センターコンソール後方も専用形状となっていまして、光沢感のあるブラックパネルが採用され、リヤシート用シートヒータースイッチが装備されています。この他、後席中央部の足元にも専用カバー(フロアトンネル部を覆うパネル)も備わっています。そして、センターコンソール部にはリチウムイオン電池が搭載されていますので、T5 Inscriptionで採用されていました中央部のエアコン送風口が非設定となります(2ゾーン・フルオートマチック・エアコンディショナーが標準設定)。