今回は、大幅改良(マイナーチェンジ)後モデルの「MAZDA CX-8」です。エクステリアデザインは刷新され、新ヘッドライト&新リヤコンビネーションランプが採用されました。また、サスペンションやシートが改良され、運転支援機能も進化しています。
マツダ・新型CX-8 XD Exclusive Mode (6人乗り:4WD・6EC-AT)
>>ボディカラー:プラチナクォーツメタリック
大幅改良モデルでは、新グレード「Grand Journey(グランドジャーニー)」や「Sports Appearance(スポーツアピアランス)」が追加設定されていますが、こちらの最上級グレード「Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)」は、今回、よりエレガントで洗練されたデザインに進化していますので注目ですー。→Proactive及びL Packageはラインアップから廃止へ。
新デザインのフロントバンパー@CX-8→
大幅改良後モデルでは、フロントデザインが刷新されています。特に、フロントグリルは、バンパーとの一体感が増したデザインに変更され、グリル下部に備わっていたクロームメッキ加飾がより太くなり、フラットな形状となったことで、力強さが増しました。同時に、ヘッドライト下部へと回り込む形状が改められ、ヘッドライト自身も力強い新デザインに!
グリル内部は「ブロックメッシュパターン」が全グレードで採用されています。従来モデルでは、上級グレードには専用デザインのフロントグリルが採用され差別化されていましたが、今回、デザインが統一され、加飾やカラーの違いにより差別化されています。こちらのExclusive Modeは、シグネチャーウイング部が「クローム加飾」、グリル部が「ガンメタリック塗装」となります。
ヘッドライトも新デザインでして、ユニット全体がブラックアウト化され、2本のL字型ポジションランプが採用され、横方向への広がり感と踏ん張る安定感を両立したデザインとなっています。今回「フルLED化」されたほか、「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」が進化していまして、グレアフリー(防眩)ハイビームLEDが従来の12分割から「20分割」となりましてより細かな制御が可能となったことで、より照射範囲が広く取れるようになり視認性が高まりました。
フロントバンパーは、より滑らかな曲面を活かした新デザインに!従来モデルでは、ロアグリル上部に横方向に一直線のプレスラインが配されていましたが、コーナー部分に外方向へと広がるL字型のプレスラインが配され、ロアグリルサイドのガーニッシュが廃止されています。また、ヘッドライトの進化等もありまして、今回、フロントフォグランプも廃止に。
Exclusive Modeでは、ロアグリル下部に「フロントガーニッシュ(シルバー)」が備わるほか、大幅改良モデルでは、新たに、ボディロアガーニッシュとクラッディングが「ボディ同色」に塗装されているのも特徴です。 フルカラード化!また、ルーフに注目なのですが、従来モデルでは「電動スライドガラスサンルーフ(チルトアップ機構付)」がExclusive Modeに標準装備されていましたが、今回、メーカーオプション化されています。
足元には、従来モデルのExclusive Mode同様に、19インチアルミホイールが装着となりまして「ホイールカラー」が変更されています。従来は、高輝度塗装となっていましたが、「高輝度ダーク塗装」に変更となりまして金属感が増しています。また、足周りも改良されていまして、コイルスプリングとフロントダンパーが変更されていまして、コントロール性能や横方向への揺れなども低減されています。
今回、リヤデザインも大幅に進化していまして、新デザインとなるリヤバンパーをはじめ、リヤコンビネーションランプ、リヤガーニッシュ等も刷新されていますので、よりスポーティな装いに進化した点に注目です。ちなみに、大径マフラーカッターは従来モデルに引き続き上級グレードに標準装備となります!
←新デザインのリヤバンパー@新型CX-8
リヤバンパーも大幅に変更されていまして、まずは、バンパー中央のプレスラインですが、従来モデル同様に配されていますが、コーナー部まで回り込むデザインとなりました。同時に、コーナー部分に縦方向のプレスラインが配されていましたがこちらは廃止され、シンプルなデザインに!→リヤバンパー形状変更に伴い、リフレクターに内蔵されていたリヤフォグランプがリヤコンビネーションランプ内へ移設されたのも注目ですー。
今回、バンパー下部のロアガーニッシュが大幅に変更されていまして、従来の立体的なプロテクター形状から、リヤバンパーとの一体感が増したディフューザーデザインになりました。従来はリヤタイヤ側まで回り込む形状となっていましたが、大幅改良モデルでは、マフラーのサイド側までにブラックパーツが抑えられ、リフレクターの小型化、アクセントにハニカムメッシュ状のグリル意匠がサイドに備わります。
そして、リヤバンパーのサイド下部にはスカート風のパネルデザインが採用され、Exclusive Modeでは「ボディ同色」となります。バックドア中央に備わる「バックドアガーニッシュ」も新デザインとなり、フロントグリル同様に従来モデルよりも太く存在感が増したデザインに変更されています。また、リヤコンビネーションランプの内部まで繋がる形状から、分離したデザインとなったのもポイントですー。→リヤガーニッシュ(シルバー)はExclusive Modeに標準装備。
特に気になるのは、新デザインのリヤコンビネーションランプですよね!今回、新デザインとなったことでヘッドライト同様に、L字型のテールランプ&ブレーキランプが採用されています(ライト使用時はテールランプが片側2灯点灯、ブレーキランプは外側のみが点灯)。ランプユニット上部にはブラックパネルが備わりシャープに。フロント同様にウインカーランプにLEDが採用され、運転席側には新たに「LEDリヤフォグランプ」も内蔵されました。。
Exclusive Mode ブラック内装@CX-8→
インテリアでは、大幅改良モデルで、Exclusive Modeに新色として「ブラック内装」が設定されています(オーバーン内装が廃止。ピュアホワイト内装は従来に引き続き選択可能)。また、インストルメントパネル加飾とドアパネル加飾が変更されていまして、Exclusive Modeには新たに「ウォームシルバーヘアライン」が採用となっています。より光沢感が増し質感が高められています。
フロントシートも改良されていまして、シートクッションやバネが変更され、骨盤を立たせて安定した着座姿勢を取れるように改善されています。サスペンションの改良と合わせ、コーナリング時でのポジション移動も低減されています。ちなみに、シート座面などの一部ステッチ位置も変更されています。→従来モデル同様にExclusive Modeはナッパレザーシートが標準装備。
ブラックヘッドライナーも備わりますので黒で統一された内装に。また、オーバーヘッドコンソールも注目でして、大幅改良モデルでは、Exclusive Modeにサンルーフが備わらない(メーカーオプション化)ため、サンルーフ無し用が装備されています。→サンルーフが非装着となったことで、ルーフ(フロントシート頭上)に取り付けるディーラーオプションの「CD/DVDプレーヤー」や「リヤシートモニター」が装着可能となりました。
オーディオも進化していまして、Apple CarPlayには、新たに「ワイヤレス接続機能」が追加されたほか、ナビゲーション用SDカードが最新版の「アドバンス2」に変更されています。フロントアームレスト内の「USB端子」も一部グレードで「Type-C」に変更されています(Sports Appearance、Exclusive Modeに標準装備。リヤ用はType-Aが従来モデルより継承)。
そして!運転支援機能も進化していまして、新たに「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」が採用されていまして、追従走行機能あわせ、ステアリングアシスト機能が付帯しますので、高速道路走行時のドライバーへの運転疲労を低減してくれます。→ライトスイッチも大幅改良モデルでは変更されていまして、フロントフォグランプ用スイッチが廃止されています。