マイナーモデルチェンジを果たした新型フィットには、スポーティな走りを実現した、新タイプ「RS（アールエス）」モデルが追加されました。今回は、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載する「e:HEV RS」をご紹介しますー。
ホンダ・新型フィット e:HEV RS（FF）
＞＞ボディカラー：スレートグレー・パール（有償色）
こちらの「e:HEV RS」及び「RS」は、FFのみの設定！ボディカラー「スレートグレー・パール」は、マイナーモデルチェンジで登場したHondaの新色でして、ソリッドペイントに近く均一感のある発色で、明るく淡いグレー色です。今回、e:HEVを含む「RS」と「CROSSTAR」に設定されていますー。
エクステリアは、アグレッシブな印象となる「RS専用エクステリア」が今回採用されています。フロントには、ヘッドライトを繋ぐように配された大開口タイプの「RS専用フロントグリル」が装備！グリル表面にはメッシュパターンが用いられ、スポーティで存在感のあるデザインとなっています（ブラック樹脂素地仕上げ！）。今回、「RSエンブレム」は、先代のフロントグリル内ではなく、新型はロアグリル内に装着ですっ！
同時に、ロアグリルと一体化したピアノブラック加飾を全面に配置した「RS専用フロントバンパー〈ピアノブラック塗装〉」が採用されています。標準バンパーよりも押し出し感のある形状となっていまして、ロアグリル部は細かな横フィン形状となるほか、バンパーコーナー部には、ホイールハウス内へと空気が取り込まれるようにエアインテークも備わります（流入性を高める3本のフィン形状が配置、タイヤハウスカバーもRS専用）。
サイドでは、RSの特徴でもありますピアノブラック加飾が多用されていまして、「ブラック塗装ドアミラー」や「RS専用サイドシルガーニッシュ〈ピアノブラック塗装〉」も装備されます。ボディカラーと相まった2トーンカラー仕立てにより、さらに引き締まった印象に！ちなみに、CROSSTARとは異なり、アウタードアハンドルは「カラード」となります。また、他グレード同様にシャークフィンアンテナはブラック塗装に。
足元には「RS専用デザイン16インチアルミホイール」が装着されていまして、5ツインスポークデザインをベースに、ブラック塗装+切削光輝加工が施されることで、スポーク部が細く強調され、さらにスポーティな印象に！→ちなみに、ハイブリッドモデルの「e:HEV RS」のみですが「e:HEV RS専用タイヤ」が採用されていまして、YOKOHAMA BluEarth GT AE51（185/55R16 83V）が装着となります。
そして、サスペンションも「RS専用サスペンション」が採用！RS、e:HEV RSには、「高減衰ダンパー（フロント/リヤ）」をはじめ、「強化スプリング（フロント/リヤ：フロントのバネレートは標準車比-4%、リヤは同比+26%）」が組み合わされていまして、前後のロール剛性が見直され、RSモデルならではのキビキビとしたハンドリングの実現、そして、加速時の挙動変動が抑えられ、スポーティに再チューニング！
また、同時に、ハイブリッドモデルの「e:HEV RS」には、さらに「リニアスタビブッシュ（フロント）」と「強化スタビライザー（フロント：ねじれ剛性が標準車比+4%）」も追加されていますので注目ですよ～！ちなみに、e:HEV RSは、e:HEV LXUE同様に「ダブルホーン」が装備されています（RSは通常のシングルホーン）。
リヤには、RS専用エクステリアとして、RS専用に設計されボディとの一体感が増した「RS専用テールゲートスポイラー」や、大型のピアノブラック加飾を用いた「RS専用リアバンパー〈ピアノブラック塗装〉」、エキゾーストエンド部を引き立てる「エキパイフィニッシャー」、そして、「RSエンブレム」が装備されています。
インテリアでは、RS専用インテリアカラー「グレー」となっていまして、フロア等のメインの基本カラーはブラックとなりますが、インストルメントパネル（ソフトパッド：プライムスムース）、センターコンソール（サイド部）、フロントドアトリムに専用のグレー色がアクセントとして配色されています。ステッチカラーには「イエロー」が採用！
今回、ステアリングホイールには、新型フィット唯一の3スポークデザインとなる「RS専用本革巻ステアリングホイール（3スポーク）」が採用されています。RSならではのイエローステッチが施されていまして、ハイブリッドモデルの「e:HEV RS」には、減速の強さを4段階でコントロールできる「減速セレクター」が備わります（右側は「＋」、左側は「－」操作）。
そして！e:HEV RSには専用装備として「ドライブモードスイッチ」が導入（メーターパネル左側に操作スイッチが増設、NORMAL/SPORT/ECONの3モード）されています。こちらには「SPORT」モードが新設され、アクセルペダルに対してのレスポンスが高く設定されます。→ドライブモードスイッチが備わることで、センターコンソールにあったECONスイッチは非装着（他グレードは従来通りECONスイッチ有り）となります。
シート表皮にも注目でして、フロントシートは中央部に「ウルトラスエード」、サイド部に「ファブリック」と「プライムスムース」のコンビネーションが採用（3つのシート素材）され、リヤシートは中央部は「ファブリック、サイド部に「プライムスムース」のコンビネーション（2つのシート素材）となります。→シートサイドやフロントアームレストにはイエローステッチも採用に。
