今回のマイナーチェンジにて、静粛性及び動力性能の向上が図られた第2世代e-POWERが搭載!同時に、4WDモデルの追加設定、ブラウン内装+専用リヤエクステリアデザインの「スタイルエディション」も登場しました。
日産・新型キックス X FOUR スタイルエディション
>>ボディカラー:ブリリアントホワイトパール(3P)〈#QAB〉(特別塗装色)
今回のマイナーチェンジは、パワーユニットの進化に注目です!新たに「第2世代e-POWER」が搭載されまして、フロントモーターの出力が約5%向上(旧型:95kW(129ps)→新型:100kW(136ps))、最大トルクは約7%向上(旧型:270Nm→新型:280Nm)しています。※フロントモーターはEM57型→EF47型に変更。
第2世代e-POWERが新たに搭載!→
ちなみに、従来型のe-POWERでは、走行状況に関わらず電力量に応じて、発電用エンジンが頻繁に始動していましたが、第2世代e-POWERでは、低速走行時のエンジン始動が抑えられた設定となりまして、ロードノイズや加速時の車外の騒音が大きくなる際に、エンジンが始動する設定となったことで、エンジン音や振動による不快感が低減されています。
そして!今回、注目なのが、新たに追加設定された電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」モデルです。リヤモーターは、最高出力50kW(68PS)、最大トルク100N・mを発生させます。新型ノートではリヤモーターは2点留めとなりますが、新型キックスでは3点留めとなっていまして固定部が強化されている点にも注目です。→燃料タンクは、2WDモデル(41L)とは形状が異なりまして35Lに。
エキゾーストシステムのサイレンサー部も4WDモデル専用形状となっていまして、横置き型で、駆動系パーツとの干渉しないように中間パイプがU字型になっているのも特徴です。エンド部は右側に配置されます(リヤバンパー形状は2WDモデルと共通)。
また、ラゲッジルームは、4WDモデルでは、2WDモデルとは異なり、ラゲッジフロア下にリヤモーターを搭載する為、フロアが高く設定され、ラゲッジ容量は276L(2WDモデルは423L)となります。ちなみに、鉛バッテリーはフロア形状変更に伴い、左奥側に移設されています(フロア下カバーも全面仕様に)。
「e-Pedal Step」の操作性がよりなめらかなタッチ感覚となったほか、SPORTモード及びECOモード選択時に「B」レンジへ切り替えが可能となったのもポイントです。燃料消費率は、WLTCモードにおいて、2WD車で23.0km/L(従来比で約6.4%の燃費向上)、4WDモデルで19.2km/Lとなります。ちなみに、リヤブレーキの仕様も4WDモデルと2WDモデルと仕様が異なりますのでこちらも要チェックですー。
また、インテリアにおいてもマイナーチェンジよる変更点がありまして、新型ノート等にも採用されている最新世代デザインのシフトレバーの採用をはじめ、センターコンソールの形状変更(シフトパネルからアームレストまで直線的な造形に)が実施されています。START/STOPスイッチのデザインも変更となっていまして、加飾パネルに溶け込む光沢ブラック加飾に!
センターコンソール中央に配置されていますカップホルダーは飲み物のサイズに応じて高さが調整できる機能が追加され、フロントアームレストの形状も変更されています。また、センターコンソール前方の小物入れスペースも変更となっていまして、電源ソケットとUSB端子の配置変更が行われています。
電動パーキングブレーキスイッチも配置が変更となりまして、小物入れスペースに移設されています。このほか、ライトスイッチもポジション変更が行われていますのでAUTOポジション固定(ライトスイッチデザインも変更)となります。
安全機能も充実化が図られていまして、コンパクトSUV初の「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」が全グレードで標準装備!こちらは、車両前方に搭載されたミリ波レーダー(日産エンブレム内に設置)が、先行車のさらに前車両を検知可能となり、回避及び予防安全性能が強化されていますー。
エクステリアは、基本デザインは従来モデルと同仕様となりますが、今回のマイナーチェンジで新設定された「スタイルエディション」では、フロントに、「ダーククローム調グリルフィニッシャー」、「ダーククローム調フロントバンパーロアフィニッシャー」が装着されています。大きく変更されていない点が気になるかと思いますが、、、実は、リヤデザインが大きく変更されています!
←新型キックス スタイルエディション@リヤ
こちらのスタイルエディションでは、通常グレードとは異なり、リヤコンビネーションランプが専用デザインとなる「バックドアフィニッシャー(LEDリヤコンビネーションランプ一体型デザイン)」が装着されます。通常モデルでは、左右分割されたコンビネーションランプデザインとなっていますが、スタイルエディションでは、左右のコンビネーションランプが繋がった専用デザインとなります!さらに個性的なリヤスタイルに!
外側のコンビネーションランプユニットは通常モデルと同一で、バックドア側の専用ユニットに、日産エンブレムまで繋がる専用ガーニッシュが組み合わされています。バックドア自体の形状は通常モデルと共通となっていますので、ガーニッシュ部は立体的な造形となり、リヤの日産エンブレムは専用となります。→4WDモデルでは、e-POWERエンブレム下側に4WDエンブレムが追加されます。
そして!スタイルエディションは、インテリアにも注目でして、専用の「ブラウンインテリア」が採用!アクティブな印象のキックスに対して、乗り込んだ瞬間にモダンで上質なインテリアに魅了されますー。→ツートーンインテリアエディションでは、オレンジタン、ベージュも設定。
今回のブラウンインテリアでは、インストルメントパネル(助手席側、運転席側)、ドアトリムクロスに、専用のブラウンカラーが採用されていまして、ホワイトステッチも施されます。ツートーンインテリアエディションと同様の配色にて、アクセントカラーが配されますー。
シートは、他グレード同様に、中央部がブラックカラーとなっていまして、フロントシート背面はブラウンとなります。ちなみに、シート表皮はツートーンインテリアエディションと同仕様の「合皮(ダブルステッチ付)」です。
※スタイルエディションには、このほか装備充実化が図られていまして、インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)、インテリジェント ルームミラーが標準装備となります(その他の機能装備はツートーンインテリアエディションと同等となります)。