体温が高くなると免疫力が強くなることは、よく知られていますが、そのメカニズムが明らかになってきました。
人間の身体のほとんどはタンパク質からできています。それが、外からさまざまな刺激により傷害を受けると、それを防いだり、修復しようとする働きが起こります。
それを「ストレスたんぱく」と言います。(なかでも、熱による刺激でできる「ストレスたんぱく」が一番多く、「熱ショックたんぱく」と呼ばれています。)
最近、熱ショックたんぱくの大きな役割に、免疫力の向上があることが、実験などによって確かめられています。
あらかじめ、細胞が傷害されない程度のマイルドな加温で、体内に熱ショックたんぱくがたくさん出来ている状態をつくっておくと、何もしなかった状態よりも、体力低下が防げたり、筋肉の萎縮が防げたり、乳酸(疲労物質)の出が遅くなって疲れにくくなったりします。
体内に「熱ショックたんぱく」をあらかじめ増やしておく方法には、お風呂などが手軽ですが、遠赤外線ドームなどでも、確実に増やすことが出来ます。
(次回につづく)
人間の身体のほとんどはタンパク質からできています。それが、外からさまざまな刺激により傷害を受けると、それを防いだり、修復しようとする働きが起こります。
それを「ストレスたんぱく」と言います。(なかでも、熱による刺激でできる「ストレスたんぱく」が一番多く、「熱ショックたんぱく」と呼ばれています。)
最近、熱ショックたんぱくの大きな役割に、免疫力の向上があることが、実験などによって確かめられています。
あらかじめ、細胞が傷害されない程度のマイルドな加温で、体内に熱ショックたんぱくがたくさん出来ている状態をつくっておくと、何もしなかった状態よりも、体力低下が防げたり、筋肉の萎縮が防げたり、乳酸(疲労物質)の出が遅くなって疲れにくくなったりします。
体内に「熱ショックたんぱく」をあらかじめ増やしておく方法には、お風呂などが手軽ですが、遠赤外線ドームなどでも、確実に増やすことが出来ます。
(次回につづく)