MOON LIT MONDAY

AKIRA(アキラ)(HARISS,SIDE-ONE,NENCHE) の BLOG de DJ

HILLBILLY BOPS

2009-05-27 21:04:13 | Weblog
俺の影響うけた日本のヴォーカリストは坂本九と宮城宗典。

今日は宮城君の話をしたい。

俺が初めてその存在を知ったのは中学三年の頃、当時の

アイドル雑誌にHILLBILLY BOPSが載っていた。

当時日本のロカビリーバンドはまめにチェックしてたので最初はその中の一つのバンドという認識だった。

当時はBLACK CATS、THE BOTSやBE-BOPSのGENE VINCENT LIKE な感じも好きだった。

HILLBILLY BOPSはその当時の俺には今一つに感じられた。なんとなく前出のバンド達はリーゼントスタイルで

硬派なイメージだったのに比べHILLBILLY BOPSはなんか軟派な感じで宮城君もリーゼントにしてなかったので

高校生の俺にはピンと来なかった。そうして1stアルバム以降しばらく聞いていなかった。

その3年後19の春、宮城君が死んだという新聞記事を読んで衝撃をうけた。

その後当時高校生だったユウジから借りたこのベスト盤を聞いて愕然とした。さらなる衝撃が走った。

宮城君のBLUE MOON OF KENTUCKYに心底ビビったんだ。

そしてこんなにいい曲をやっていたHILLBILLY BOPSに驚き感動した。

そこからどっぷりはまってありとあらゆる雑誌、音源、映像を探しまくって研究して

宮城宗典のヴォーカルスタイルをコピーした。

SIDE-ONE以前に PUZZLEというバンドをやっていた俺はそこで『二人の為の甘いバラード』をカバーした。

その後の横山君のはいったHILLBILLYも好きだった。むしろHARISSはそこに一番近いかもしれない。


そう。好きだから

必死に追いかけた。


宮城君がモリッシー好きで後ろポケットに花をさしてるのを真似したり、

耳鳴りのする丘が鳥取砂丘で作られた歌詞だと聞いて鳥取までいって砂丘にのぼりその音を聞きに

いったり

東京に出てからはお墓参りにいってお父さんと会いしたり、そこで当時THE ZIPGUNSというバンドをやっていた

現cruyff in the bedroom のハタユウスケに出会ったり

永瀬正敏さんがFOR THE BOYSというタイトルで『夢見る頃を過ぎても』をカバーしたり

SIDE-ONEでデビューしてからは、山崎まさよしさんと対バンした時、元KITTYのスタッフの方に出会いHILLBILLY

話しに花が咲いたり、

jim樋口さんと競演したり、小西竜太郎さんと対バンできたり、悦也さんと酔っぱらったり、

HARISSになってからは今スタッフでお手伝いしてくれてるムツミちゃんがHILLBILLY BOPSのみなさんから

妹のように慕われていてやっとやっとツヨピンに出会う事ができたり、


それでも


もしここに宮城君がいたらどうなってたんだろうとたまに想像してしまいます。

きっと怒られるんだろうなと思います。しっかりしろやって。

俺は自分で自負してます。俺は誰がなんと言おうとHILLBILLY BOPSの直系の後輩です。

なのでこれからもあなたの教えてくれた我が道を行きますよ。

先輩。








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