木曜から生まれて初めて小笠原へ行く

天候に恵まれて、順調な航海を祈ります。
上杉鷹山公(上杉謙信の10代目)の「なせばなる、なさねば、ならぬ何事も」のお言葉どおり、行ってみたかったら、行かなくっちゃ

と行く事にした。船でしか行けない小笠原は、調べてみるまで、全く知らなかったが、週1便しかないのだ。飛行機もない。。。嘘でしょう

と、しばらく唖然としたのだが、それもこれも、自分の仕事のスケジュールとびったり

折り合いが付いたから、神様がGO

サインを出してくれたように感じている。
私の旅行は、快適でハッピーで天気にも出会いにも恵まれたなスムースな旅でありますように

と、ほとんどが天頼みとなった。今日の新月に願いをかけました。今日の願い事リスト10のうち、半分以上を小笠原に費やす力の入れようです。
なぜって?普段の都会の感覚では考えられないことがあちらの日常・・・。
今、台風が通過中なおが小笠原。ドルフィンスイムの問い合わせをしている各所から、返事が全然ないな~って思っていたら、どうやら地区によっては停電をしているらしい。。。停電

子供の頃以来、体験してないですね。
先週末に小笠原を訪れた観光客は、台風の発生のため、急遽、小笠原の現地を1泊にして、船が東京へ戻るという事態になって、1泊4日の強行スケジュール旅となったそうです。着いて、楽しむぞ

と思ったら、島内放送で明日、急遽、東京に向けて出航する放送が入ったそうで・・・。自分で自分の旅行の予定が立たないという、とってもリスクある旅行ですね。それでもリピーターは、いると思います。
そして、このシルバーウィークの18日に出航予定だった船は、台風の通過のために、18日が20日に変更となって、明日、竹芝桟橋を出航するそうです。23日に東京に必ずや戻ってくるスケジュールになるために、20日出航、21日お昼に父島着、22日お昼に父島発になって、23日東京着です。つまり・・・1泊4日。凄すぎます

おが丸は島の生活物資・食料も沢山運んでいますので、週に1度はあちらに行かないと、島の食料が不足してしまいます。
1泊4日ですよ

それでも、行く人々はいるのです。
週に1便のおがさわら丸でしか島へは行けないという、今時、珍しいどこよりも遠い島。。。ブラジルと同じ位の感覚

でも、その不便さゆえ、自然の宝庫、鯨やイルカが沢山観られるという素晴らしい環境です。
何と。。。1航海というおがさわら丸が東京(竹芝)~父島の往復をいいますが、普通は現地に3泊して3泊6日になります。片道が順調であれば、25時間半だから、往復で56時間となり、2日以上船の上にいるからです。
私の場合、24日出航から2航海というスケジュールで滞在しますが、2航海で順調だと10泊13日、何かあったら、変動的です。これはお天気次第。。。
また、船が来ないと野菜や食材が不足するので、魚介類尽くしが好きな人にはなんの障害もありませんが、ほぼベジタリアンな私は、魚介類尽くしの宿の食事が食べられないと宿のご主人が私の食事の傾向を判断してくれて、野菜が手に入らないので、船が入港してから2~3日は、何とか軽食程度の対応を交渉してお願いしましたが、船がいない間は、メニューが組めないので外食でお願いします

ってことになりました。宿の車も特別に使っていいとご親切にお申し出してくださいましたが・・・運転できるけど、山道、カーブ、真っ暗、そして大きなバンだと思うと、危険が一杯で、それは諦めました。
外食といっても宿は町から離れていて、バスは日に数本、それも最終が平日6時40分です・・・

かなり焦りました。絶対バスに乗らなければ、プレッシャー

フォーカスすべきはバスではない

と気持ちを切り替えて、なんとかなるさ~

という姿勢で行って来ます。街へはお迎えは来てもらえるそうです。
スクーターをレンタルしようと思って、観光協会に道路事情をお問い合わせしたところ・・・スクーターを運転したことがない人は止めたほうがいいとのこと。闇の中のカーブや山道は危険だからと、正しい指摘を受けました。また、小笠原に行ったことのある美容師さんが、夜に道路にカエルがびっしり絨毯のように居て、車がスリップしそうだったと・・・。へえ~~~~、ハワイ島でもそんなことはないですが。びっくりです。
レンタカーをしようと思って、ネットで調べたところ、小笠原には大手レンタカーは1件もありませんでした。ローカルな整備工場のレンタカー会社があって、10台くらいの保有でした。レンタカーは10台・・・。びっくりしました。そうですよね、島の規模からすると、自然環境からしても適正な台数かもしれません。
予想外の不便さと食料事情を、親切丁寧に小笠原観光協会の人と宿のご主人から、色々とメールで聞かされて、3泊するだけでない長期滞在の私としては、他のレジャーで行く島とは違う島暮らし

という行く前からカルチャーショック続きです。観光協会の方も、宿のご主人も元々関東の方ですから、とても親切に説明してくれました。
本当は自炊暮らしが私には、最適ですが、とても素敵なコテージの宿を見つけてしまったので、その宿に泊まる気満々です。私の食生活の傾向のために、他の宿に移っても、今回は特別にキャンセル料をいただかなくていいという話にまで発展したそうで(私の知らないところで観光協会の方と宿のご主人の間で話し合ってくれたそうです。一度もお会いした事のない方々が私の話題で。。。いや~素敵な島ですね。)、ハワイやアメリカと違って、ベジタリアンは不便が多そうです。食材調達が大変です。
まあ、何とかなるさ~

と思ってます。心配しても始まらない。
それ以上に行く意味があると思われます

とりあえず、行って来ようっと