
Ubudから車で20分くらいのテガラランという場所は棚田のある場所で、見事な段々畑ならぬ水田が広がっている。時間のない観光客にはこの光景を観るには、食事と一緒に楽しむのが一番いいであろう。ということで、私は沢山時間のある旅行者だったけど、ガイドブックにも大きく出てるし、地球の歩き方にも出ているお店に出向いた。
バリ島で不愉快と感じたのは、テガラランとブサキ寺院くらいだろう。
午後1時過ぎだったので、ランチタイムとしては遅めで空いているかも?と思ったのだが・・・。テラス・バディ・カフェというお店に行って見た。そのお店に行く途中の階段でバティックやおみやげ物を売っている夫婦に呼び止められた。買わなくていいから、この風景をバックに写真を撮ってあげましょう。と言われた。「買わなくていいのね。」と手に持っていたデジカメを渡して、1枚パシャリ

すると・・・あなたにはこのバティック布が似合うと、ピンクとかパープルのバティックを持ってきた。夫婦なんでお店をやっているようだが、このおばちゃんの押しが凄すぎるほど、凄くなった。「あ~失敗した。親切じゃないんだね。」と、遅ればせながら気づいた。結局、1枚800円でバティックを2枚買わされた。ま~柄もいいかも?と思っただが、めったに物売りから物を買わない私としては相場がわからなかったのだ。あまりのしつこさと押しに、早くご飯を食べたいと、面倒になって購入してしまった。きっと・・・この手法でこのおばちゃんは多くの日本人を騙して儲けているのだろう。と、私が憤慨しているのは・・・見せた品物と渡してくれた品物が違ったからだ。見せてくれた品物はほつれもなく、きちんとした布に見えたのだが、実際、お金を払って渡された物は「奥から新しい物を持ってきましょうね。」と言いつつ、ほつれありの粗悪品だったからだ。ビニール袋に2枚入れて持ってこられたので、その場はそのままレストランへと向かってしまった。気づいたのはその後だった。
実は食事中に、近くの席の家族がガイドさんからまったく同じバティックの布を紹介されていた。「これ、一枚500円です。どうですか?」と言われて、素直に購入していた家族連れ。私は1枚1,000円を800円で買ったということは・・・随分と騙されてると気づいたのでした。どちらにしても頭にきたので、バリ島にそのバティック2枚は置いてきましたし、本当の質の良いバティックはそんな廉価では買えません。これが私の物売りからは絶対に買わないぞ

ポリシーに火をつけました。元々、外国人に500円~1,000円で売る品物は値段はあってないようなものです。お店を構えているにもかかわらず、粗悪品を売りつけたおばちゃんのほかにも、同じ布を頭のカゴに入れて売り歩く多くの物売り達にも囲まれます。食後、囲まれた物売りのおばちゃんはまったく同じバティック布を300円だと言ってました。
テラス・バディ・カフェは実は同じ棚田を風景に、ライス・バディ・カフェというお店と並んでいた。でも、雑誌や旅行社で紹介されるのはテラスの方らしい・・・知らずに、テラスの方に出向いたら、ほぼ満席。そして最前列のお席が空いても、ガイドさんが連れて来た日本人のお客様優先。しいては、旅行社を利用してきたお客様優先ということ・・・なので、私は仕方なく後ろの席に座りました。だいたい後ろか前の席しかないレストランの作りだけど、前列はその時はすべて日本人でした。個人客はとっても不遇なのだ・・・と実感。これは食事時間だけかもしれないが、お店の人に最後に聞いたら・・・外国人のお客様が100%です。ガイドさんが連れて来たりした場合は、その方が優先です。と断言していました。なるほど・・・お味も特にいいわけでもなく、どちらかというと

なのに、押し寄せる旅行者で一杯だ。日本人のお客様達は旅行社やガイドより予約を入れているので、最前列に座れるけど、個人客や外国人は後ろの席なので、ちょっと・・・不満・・・なわけです。ええっつ~~~旅行社の管轄なの?と、かなり驚いた私です。ちなみに、私のランチはベジタリアンチャンプルとジュースで1,000円ほど。完全に観光客相手のお店でした。
つまり・・・同じテガラランで食事するなら、隣のライスの方が個人客は確実に良さそうです。しかし、この棚田はバリ島で縦横無尽に車で走れるなら、アメッドに行く途中のシドゥメンの村でも見れるし、他にも見ました。

←アメッドの帰りに通りかかったティルタガンガという広大な棚田の風景です。
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