
ヒンズー寺院の中では全員が裸足にならなくてはならないので、別の機会にヒンズー寺院を熱望する私のために、寺院を訪れた時にはお昼休憩なのか?4時まで開かないと言われて、一度裸足になって、歩いたものの、車に戻りました。その時に、私はウェットティッシュ1枚で足裏をさらっと足を拭いただけで、すぐにスニーカーを裸足で履いたのですが・・・友達は、私が差し出したウェットティッシュを2~3枚使って、ゴシゴシと熱心に拭いていました。すごい、神経質だな~って、思っていましたが、色々な細菌やウィルスに感染でもしたら大変じゃないか

ラクシュミー・ナラヤン寺院はお昼休憩時間がなく、日の出から日の入りまで開いているようです。そして、インドでは珍しく入場料はありません。ここは大金持ちだった人が財団として寄付したヒンズー寺院だそうです。とても美しいシバ神、ガネーシャ神、ラクシュミー神、サラスバーティー神などなど、ヒンズー教の主要な神々達が偶像化されて、美しいです。ラクシュミーというのは繁栄をもらたしてくれる女神として有名ですから、ネーミングも縁起がいいな~と思って、訪れました。
ヒンズー寺院には、必ず下足所みたいな靴を脱ぐところがあります。そこにはいつも世話役をしているおじさんがいて、「カメラと携帯も禁止!この鍵のかかるロッカーに入れてください。」と言われます。言われるままに、空いてるロッカーに携帯電話を入れました。南京錠の簡単な施錠をして、階段を上って、寺院に行きました。
色々な美しい神々がいて、目移りがしますが、ヒンズー寺院ではヒンズー式のお祈りの仕方があります。が・・・ヨガの先生と寺院に行ったにもかかわらず、やはり像の足に額をつけたり、キスをしたり、投げキスをしたりすることが、外国人なので、なかなか同じようには出来ません。なので、普通にお祈りしてみました。参拝者は自分で外にあるレイ屋さんみたいなお花屋さんで、黄色のレイを購入する人も多く、それを像や寺院のどこかに献花する人も多くいますが、私は、何をどうしたらいいのか?よくわからないので、とりあえず、ヒンズー語表記の説明文も読めないし、ウロウロとグルグルとしていました。
すると・・・ラクシュミー財団に勤めている用務員さん的な服装のお兄さんが、「よし!ついてきて!」みたいに、私を先導するではありませんか?シバ神の像の前で、こうやってお祈りをして・・・と説明しながら、像の前に控えている僧侶なのか?お寺の人が寄進する箱(お賽銭箱)の横で、お花と赤いターメリックの粉を用意しているのですが、その係の人に、彼女にターメリックをつけてあげて!と言って、お祈りした後に、ヒンズー教徒独特の第3の目に赤い印をつけてくれたのでした。この赤いターメリックはちょっとやそっとでは落ちませんので、一日ず~~~~っと、ヒンズー教徒の様相で過ごしました。
その後でもず~~~っと、そのお兄さんが、この像はラクシュミー、この像は~、この絵は~と簡単に説明をしながら、案内してくれます。奥まった大理石の部屋はラクシュミーの間のようになっているところで、いっそう光輝く黄金のラクシュミー像があって、いくつかのレイをかけていました。すると・・・そのお兄さんが僧侶のような人に「これ、彼女にあげるよ。」みたいな話をしていたようで、ひょいっと、ラクシュミーが首にかけていた白いジャスミンのレイを私にくれました。「ええっつ???」と
びっくりしたのですが、じゃあ、お賽銭を・・・入れたいとお財布を出そうとすると。。。
彼はすかさず、「50ルピー」と右手の指をすべらせながら言いました。。。私はドネーションしたいと思ってるんだけど、と言って、50ルピーは持ち合わせがないので、30ルピーでいいかしら?とお礼に30ルピーを渡しました。ここの従業員なんだろうと思っていたので、まさか?要求されるとは思わなかったけど、50ルピーでも案内してくれて、助かるなら、チップはケチらなくて、渡した方がいいかな?と思いました。初めて訪れて、一人だったので、お兄さんに案内してもらって、ジャスミンのレイももらったので、全然惜しくはありませんでした。30で悪かったかも?位です。
ラクシュミー・ナラヤン寺院は外国人がよく訪れる、観光の名所になっている寺院なので、いつも細心の注意を払っている友達のOKも出て、訪れましたが、とても美しい像の神々達を見ていると、楽しいです
