プーちゃん、こと、マイネルディンプル爺を心配して下さっている皆様、ありがとうございます。
今回の大破裂の危機は脱しましたが、全身に癌が回っているプーちゃんですから、常に違和感、不快感と闘っていると思います。毎日、体調が上がったり下がったり。
それでも排泄は順調で、一時、ほとんど出なかったオシッコも、「こんなに出るの？」とボランティアさんが笑ってしまうほど、頻繁に、ジョバジョバ出しています。
サポーターさんやブログ読者さんから届く青草を美味しそうにほおばりながら、優しいおじいちゃん馬になってきました。
今回、絶好調だったプーちゃんのメラノーマが突然、大爆発し、あまりの状態の悪さに年内に安楽死をするべきか真剣に悩み、獣医さんと毎日様子をみながら、苦痛が一時的なものか、この先もずっと続くのか、アドバイスをして頂きながら、山を超えました。
会員さんや読者さんから、「今、何が必要ですか？」、と聞いて頂き、ずうずうしくも青草に始まり、ガーゼ、さらし、水飲み誘因練習のためのポカリや便を軟らかくする食品添加物など、多くの物資を支援して頂きました。人間の自己満足の品ではなく、「すべて馬のための物資」を頂戴しました。ありがとうございます。
また、ネットで調べてメラノーマに対して有効なサプリを差し入れて下さった会員さんもいらっしゃいました。
今後については、赤字を抱えている会としては「メラノーマ投薬」に対する支出はしない方針です。残っているシメチジン、約450錠が無くなったら、補充はしません。効果の有無が不明なものに、大金をつぎ込み続けることは小さな会にとっては、負担が大きすぎるためです。ご理解下さい。
当面は、効果が確実に得られる、軟らかい排便を促す、食品添加物を使います。サポーターさんから支援頂いた２袋が無くなったら、会で購入します。これでもひと月分で1万円程度になります。シメチジンが毎月１万円でしたので、これの置き換えになります。与えたいものは多々ありますが、予算がありません。排便できなければ、生きてゆけませんので、効果の有無が不明なメラノーマ投薬ではなく、排便、排尿のサポートに注力します。
通年与えるサプリは、整腸薬や関節ケアにとどめます。関節ケアのサプリは、育成馬や現役の競走馬が使う、非常に濃厚なもので、プーのぎしぎし音を立てる股関節と、スピの傷んだ右肩のために二頭の共通品として購入し、半額を経費計上しています。
もし、皆さまから、効果の有無はともかく、プーのメラノーマ対策に使って欲しい、というものがあれば、ありがたく利用させて頂きます。会員以外の方からの差し入れもありがたく頂戴します。
メラノーマの外用クリームは、これから大きくなりそうな部位に使えます。
免疫アップサプリは常に使えます。
また、エッセンシャルオイルのフランキンセンスは、ベビーオイルと混ぜて、患部のケアに使えます。
患部の湿潤保持に使うワセリンやベビーオイルは飛ぶようになくなります。こういったものの差し入れもありがたく頂きます。
シメチジンを差し入れて頂ければ、もちろん、使用します。
シメチジンについては、効果が現れるのは約7割と言われており、「効果があれば腫瘍が縮小する」、ということでしたが、一節には、「腫瘍を内に向かわせず、外に向かわせ自壊させる」、というものがあり、どちらを信じてよいのやら、というのが本音です。
今回の破裂が、内に向かい直腸を破ることを回避させ、外に向いて破裂したのであれば、シメチジンの効果だったのかもしれません。大変悩ましいところです。遺伝子検査をすれば、シメチジンが効果あるかどうかがすぐわかるものと思いますが、日本ではまだ、この方法が普及していません。残念ですが、獣医学の進歩を待ちたいですね。未来の芦毛君達のために。
※メラノーマ対策の参考
ヒルトンハーブ（外用クリーム、内服サプリ）
動物用プロポリスなど