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銀座和光6階・和光ホールにて畏友である金子大蔵氏のご尊父「金子卓義先生」の遺墨展
『挑む金子卓義の書』を拝見させていただきました。
構想2年半にも及ぶ緻密かつ雄大なスケールの同展は、金子卓義先生の遺墨22点を一堂に会し、画仙紙のスクリーンには金子卓義先生が制作される様子が投影されるなど、素晴らしい展覧会でした。
特筆すべきは御作品から滲み出る自在な筆力と気高い質感、そして凄味。
なるほど、書のコアコンピタンスを見たような思いがしました。
時折見せるフラジャイルな箇所が、一層強靭なインパクトを与える激烈な構成など、見所満載でした。
書って素晴らしいです。
久しぶりに素敵な書を拝見できました。大蔵さん、同展実行委員の皆様、本当に素晴らしい展覧会をありがとうございました