
今回はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で前回登場した徳川家康の母於大(おだい)の方の紹介です。ドラマでは於大を女優の松本若菜さんが演じていました。とても綺麗な女優さんでした。実際の於大が綺麗だったかは分かりませんので上の愛知県阿久比町所蔵の画像で想像して見て下さい。於大は1528年緒川城(現東浦町)で生まれました。父は四代緒川城主水野忠政、母は於富の方でした。1541年於大14歳のとき岡崎城主松平広忠に嫁ぎ竹千代(家康)を出産しました。1544年於大の実家水野家が松平家の敵方織田家と同盟を結んだため、3歳の竹千代を残して離縁させられました。1547年於大20歳のとき阿久比の坂部城主久松俊勝に嫁ぎました。そして1560年桶狭間の戦いで今川軍として出陣していた家康は織田信長が今川義元を打ち取った知らせを聞き、大高城を出て阿久比により念願であった母との対面を果たしたと知多半島では言い伝えられています。戦の最中に母と対面している余裕があったのかと疑問に思われる人も多いと思います。
知多半島には於大の方ゆかりの東浦町・阿久比町そして家康のいとこが住職をしていて桶狭間の戦いのときをはじめ3度家康が訪れたと言う常楽寺(半田市)も御座います。新型コロナウイルスが終息しましたら是非とも知多半島で疑問解決のひとときをお過ごし下さい。
by よっさ