た む し ば

引越blogで、リンク切れも多々あるようです。古い記事もありますが記録ということでそのままで^^

猫はうれしかったことしか覚えていない

2017-12-08 | ノンジャンル
↓誰が書いた文章であるか忘れたけれど、
是非読みたいのものです。

本当に?『猫は、うれしかったことしか覚えていない』
『猫は、うれしかったことしか覚えていない』
文・石黒由紀子/絵・ミロコマチコ (幻冬舎)
 このタイトルを見たときに、「え!本当に?!」と驚いてしまった。
 うちの子は毎日お留守番で寂しい思いをさせているので、日々不満がたまっているだろうなと思っていたから。実際、帰宅すると眠い目をしぱしぱさせながらスゴイ声でお迎えしてくれる。「遅いよ~!!」と。
 読んでみると、「梅干しの種で遊んでいるうちに誤飲してしまって苦しかったけど、そのあと苦しかったことは忘れて、梅干しの種で遊んだ楽しい!という記憶しか残らないから、またやるよ、気を付けてね」という獣医さんからの助言の一部だった。
 なるほど、そういうことか。
 やなこと、苦しかったことは忘れて、楽しかったこと、嬉しかったことだけ記憶して生きている。
 なんとうらやましい生き方だろう。
 エッセイスト石黒由紀子さんの家の猫「コウハイ」をはじめ、様々な猫たちの日常が全59話。猫と暮らす人なら誰もが感じたことのある出来事が、ミロコマチコさんのイラストと共に描かれている。このミロコさんの絵もとてもいいので、ぜひじっくりと見てほしい。
猫は、好きをおさえない
猫は、まっすぐに表す
猫は、伝えあう
猫は、誰かと比べない
猫は、オンオフを切り替える
 わたしが好きだなと思う章。タイトルを見ると何か学べそうだが、決して自己啓発的な内容ではなく、ただただそこに生きる猫の話である。
 でも、ただそこにまっすぐ生きる猫から教わることはたくさんあるということに改めて気づかせてくれる、あたたかい1冊。
 君がいれば、それでいい。
 猫に対しておもうこと。


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