讀んだのは何時か判然としないが15年ぐらい前の事かと思う。タイムマガジンだった。あるアメリカの人類学者の著書の書評記事であった。本の著者は「古代の国〃が滅びた原因はその国の国民が隣の国を憎むように国の支配者が努めたからだ」と云ってるらしい。著者はトロイとか他の国も調べた結果と主張しているそうだ。
当時は、成程と云う程度に思ったが、そのまま深くは追及しなかった。
最近中国や韓国の振舞いを見ていると、先の書評がおもいだされた。
考えると、人類学者の結論は当然とも思えてきた。
一つは相手も憎悪を募らせるということ。それはあたりまえだし、覚悟の上だろう。
二つ目は、意外に気が付かないかもしれないが、第三者の国が、その事実を知るということ。これは大きなことだ。例えばポーカーで、あるカードは手持ちに絶対にないということを相手に知らせながらプレーしているようなものだ。
常に最良のカードが手元にあると振舞うのがポーカーでは当たり前ではないか。
互いに皆と友好であると振舞う、当然の事が、国の永続につながる。改めていわれるような話ではない。
同じころ、タイムマガジンに寄稿していた美術評論家のロバート・ヒュー(Robert Hughes)の記事も面白かった。残念ながら、その前後に事故で亡くなったそうだ。(
平成27年1月2日)
当時は、成程と云う程度に思ったが、そのまま深くは追及しなかった。
最近中国や韓国の振舞いを見ていると、先の書評がおもいだされた。
考えると、人類学者の結論は当然とも思えてきた。
一つは相手も憎悪を募らせるということ。それはあたりまえだし、覚悟の上だろう。
二つ目は、意外に気が付かないかもしれないが、第三者の国が、その事実を知るということ。これは大きなことだ。例えばポーカーで、あるカードは手持ちに絶対にないということを相手に知らせながらプレーしているようなものだ。
常に最良のカードが手元にあると振舞うのがポーカーでは当たり前ではないか。
互いに皆と友好であると振舞う、当然の事が、国の永続につながる。改めていわれるような話ではない。
同じころ、タイムマガジンに寄稿していた美術評論家のロバート・ヒュー(Robert Hughes)の記事も面白かった。残念ながら、その前後に事故で亡くなったそうだ。(
平成27年1月2日)