goo blog サービス終了のお知らせ 

NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

ワクチンとFIP(猫伝染性腹膜炎)

2010年12月18日 10時31分34秒 | Weblog
ワクチン接種を病院では勧めます
確かに三種混合ワクチンだけでもしたいものです
しかし
過去にワクチンを注射した事によりFIPを発症した猫がいます
風邪症状が度々出る仔猫にはぜひワクチン接種をしないで欲しい
FIPはコロナウィルスが変異した為に発症するそうです
ワクチン接種する事で虚弱体質の猫にとってコロナウィルスが変異しやすい
のではと考えます
去年のミルク・ナナ・ヤヤの育児は大変でした
ミルク君がFIP発症6ヶ月後に死亡した為に
兄妹のナナとヤヤは不妊手術時には接種しませんでした
後、成猫となって健康に自信が持てた時期に初めてワクチンを打ちました

仔猫の時期のミルク君は虚弱体質でした
3匹とも生後10日後に保護、ミルクで育ちました
保護時は悲惨、眼やにで眼が潰れていたのです
仔猫は母親の免疫があると信じていました
ところがこの3匹には免疫がなかったのです
3匹にとってまだ体重250gから抗生物質の注射をしています
ミルクの飲みも悪かった為に獣医さんの心配をよそに
「死んでしまいます、抗生物質を打って下さい!!」
と懇願しました
それから何度となくミルクの飲みが悪くなり抗生物質の注射と点眼
30日目くらいから今度は下痢
3匹とも下痢との戦いでした
毎日、たくさんの乳酸菌をご飯に混ぜていました
それとお湯でふやかしたw/dを仔猫用カルカンウェットに混ぜ続けました
とにかく下痢を下痢止めではなく治さなければと必死でした
毎日、ウンチとの戦い
みごと下痢は下痢止めではなくフードで固まりました
仔猫のFIPの最初の症状は下痢だと確信しました
ミルク君は残念ながら2ヶ月まで離乳が出来なかったのです
その為に免疫力がなかったのでしょう、6ヶ月の命
ナナはオッドアイの右目ブルーに白濁が残っています
ヤヤはまったく症状が残りませんでした

しかし、成猫の場合は下痢にはなりません
食欲不振、風邪症状、腹水など
白血病はっちゃんは風邪症状が出て免疫が落ちたのでしょう
ルーちゃんは極度の臆病の為、多頭飼いの中でのストレスが原因ではないかと考えます
ルーちゃんの具合の悪い症状は近くの猫たちの方が早く発見していました
私の発見が遅れた事が原因でした、大反省です
残念でなりません

憎いコロナウィルスの変異をどうしたらくい止める事が出来るのでしょう
ステロイド注射で完治した猫
恵ヨーグルトで完治した猫
それぞれのお話はとても興味があります
ただ残念ながらFIPは症状が多岐に渡る病気です
それと猫たちのそれぞれの免疫力が大きく左右されているようです
発症した猫、完治した猫、残念ながら死亡した猫
もっともっとたくさんのデータが欲しい!!
コメントを頂きたくよろしくお願い致します!!