飯野山

讃岐富士と呼ばれている「飯野山」を初めて散策した。標高422mで、連なる山を持たず讃岐平野にポツンと立っている。飯野山の西側から見る山影は左右シンメトリで、富士山ほど雄大ではないが昔から慣れ親しんだ山である。3つある登山道より、山をグルッと螺旋状に一周しながら登る一番緩いコースを今日は選んだ。

　

頂上に着くと雪が積もっており、神社の社も寒そうだった。お賽銭と持ってきたみかんをお供えし、当然のように沢山のお願い事をした。聞き入れて貰えたかな？

　

頂上から登山道と反対側に下る階段があり、降りて行くと「おじょもの足跡」がある。「飯野山と金毘羅山を跨ぎ小便をして土器川ができた」と云われているが、その割には小さな足跡だった。

　

足跡から更に急な下り坂を下りて行くと、高速道路から見える西側の岩肌上部にでれる。岩から下を覗くと垂直に近い角度で斜面が落ちており、風が強い今日はスリルを味わいながらの空中散歩となった。またゆっくりと散歩を楽しみたいものだ。