「四国のみち」とは、全長1545.6kmの四国自然歩道である。四国霊場や、各地に点在する身近な自然や歴史に親しみながら、歩いて四国を一周することができる道だ。ちなみに、香川県内のコースは265.7km。今日は「12.小川のせせらぎのみち」という、前山ダムから88番札所の大窪寺まで、7.7kmの行程を歩いた。
歩き始めて暫くの間は、木漏れ日の中を徐々に登って行くだけだった。途中には、周辺に住む野鳥や昆虫の観察方法や地元の川の由来などを記した物が時折設置されており、休憩代わりに足を止めて読んでいた。
だが山頂手前から段々道が険しくなり、上を見上げると延々と階段が続いていた。上がらなくなった足を休めながら、一段一段登った。山頂付近では、道というよりも岩に絡んだ木の根っこに足を掛け、手摺を引き寄せるように登った。
道が険しい分、頂上からの眺めは価値があるように思える。会社の事務所から望む女体山は荒々しくも見えるが、女体山の頂きから見る高松市内は事務所の所在も解らず、自分の中のちっぽけな拘りなんか吹き飛ばしてしまったようだ。
山頂からは、大窪寺まで一気に駆け下りるだけ。標高差では776mから450mまでの間、登りと同様に延々と続く下り階段。もう膝がガクガクで、登りよりもペースを落とした程だ。また筋肉痛が心配だ。日頃から身体を鍛えなければ・・・。
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