四国霊場八十八カ所(84番)

2016年10月15日 20時43分52秒 | 遊ぶ

四国霊場八十八カ所の八十四番札所、屋島寺を訪ねた。屋島寺への道は私有地であるため、有料道路であった。ところが今年9月下旬からは道路を無料化にして山頂の駐車場を有料化することにより、出費が600円から300円の半額になる施策を試験的に実施している。これで屋島山頂に行き易くなった訳だ。ありがたい。

山門を抜けると、本堂が正面で迎えてくれる。大師堂や屋島寺宝物館、熊野権現社、七福神の石像まで所狭しと肩を並べている。四国八十八カ所霊場では裕福なお寺かも知れないが、先週行った東大寺に比べれば質素な感じが否めない。そそくさと納経帳に記入して貰い、寺院内をグルっと廻る。

   

屋島の南嶺からは、高松市街の全貌を見渡せる。夜になると夜景も綺麗なのだろう。丁度沈みかける夕日を見ることが出来たが、ここ最近気温湿度も低くなり夕方は肌寒い程だ。グルっと廻って北嶺を望んだ後、帰路に着く。この元有料道路にはミステリーゾーンが有り、屋島寺から下って行くと一寸だけ登っていてまた下りだす所がある。その一寸だけ登っている所で、車のシフトをニュートラルに入れ停車させブレーキから足を離すと、なんと車は坂を登り始めるのだ。実は登っているように見えるが、本当は急な下りに緩やかな下りが続きまた急な下りとなっている。水平と比べる対象物が周りにないため、登っているように錯覚するのだろう。面白い現象が今日も確認でき、昔の若い頃の経験を回想しつつ懐かしさを感じる。

  


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