フィギュアスケート世界選手権 男子フリー

フィギュアスケート世界選手権（モスクワ）、録画をボチボチ見ております。
男子のフリーは何やらハプニングが多かったですね。

ジュベール選手が演技の途中で手を負傷。
ラストのスピンでは血痕が周囲に飛び散っていました…
引き上げてくる時にもぽたぽたと血が垂れていて、本当に痛そうでした。
リンクに垂れた血はどうするのか…と思いましたら、そのまま試合続行でした(＠_＠;)

SP２位で好発進だった織田信成選手は、またまたトリプルジャンプを跳び過ぎて、
２つ目に跳んだトリプルアクセル（３回転半）―３回転の連続ジャンプが０点に。
伸びやかな演技でしたのに、本当にもったいない！

高橋大輔選手が４回転ジャンプを踏み切った時に、
スケート靴とブレードを留めるネジが外れてしまう、という大ハプニングがありました！

オリンピックで織田選手の靴ひもが切れた時にも驚きましたが、
ネジが外れてしまうとは…。
リンクサイドでドライバーでネジを締め直している光景が、何とも不思議な雰囲気でしたね。
でも、けががなくて良かったです。

ところで、映像では映っていませんでしたが、
当然係の方（？）がネジを拾ってくれたのですよね？
ネジが落ちていたままでしたら以降の選手が危険ですから…

小塚崇彦選手のフリーの演技、完璧でした！
SP６位と出遅れましたが、銀メダル獲得です。
おめでとうございます！

男子の結果は…

１位 パトリック・チャン（カナダ）２８０．９８
２位 小塚崇彦 ２５８．４１
３位 アルトゥール・ガチンスキー （ロシア）２４１．８６
４位 ミハエル・ブレジナ（チェコ）２３３．６１
５位 高橋大輔 ２３２．９７
６位 織田信成 ２３２．５０

ハプニングに見舞われた高橋選手、大きく減点された織田選手も
結果を見れば５位・６位。
日本男子、すごいです！！

それにしても、優勝したチャン選手のこの点数は何なのでしょう。
オリンピックの時のキムヨナ選手のような、驚きの大量得点です。


ところで、ハプニングではないのですが、
最終滑走のアモディオ選手（フランス）。

曲の構成が三曲のメドレーだったのですが、
二曲目がボーカル入りだったのでびっくりしました。
試合では、アイスダンス以外でのボーカル曲は減点対象となります。

何で使ってしまったのだろう…
コーチか誰か、止めなかったのでしょうか？
シーズン中他の試合でこの曲を使ったのか、
世界選手権で突然使ったのかも疑問です。

まさか減点になると知らなかったという事はないと思います。
敢えて使ったとしたら、その真意は何だったのでしょう？
ただ単に「どうしても使いたかった！」のか、
「ボーカル曲禁止はナンセンス！」と抗議（？）の意味だったのか…？
是非、その真意を聞いてみたいものだと思いました。
結局、アモディオ選手は７位でした。