「まっしゅまっろぺんぎーん♪
ぼっけぺんぎーん♪♪♪」
本日も彼女様は健在です。
さて、近々寒くなるようですが、
今日の京都は1月にしては温暖でした。
彼女様も文句を言わずに後ろからついてきます。
「ハー ハー ハー ハー」
・・・またなにやら始めました。
「ハァーー 白くならない~ カハァーーー」
お願いですから、首を振り回しながらはかないでください。
今日は暖かいですから、白くはなりませんよ。
「もういいもーん。ウィリー、コンビニよろ~。」
わかりました。私も夜食買いますから。
暖かいといっても、まだまだ真冬。
コンビニはいい保温場所になります。
ほどよく寛いだところで、
威勢のいい店員を相手にレジを済ませコンビニを出ると、
温まった体から出る吐息は真っ白になっていました。
少し驚きながら、彼女様に風情を伝えようと振り返ると、
そこには恍惚とした表情で白い息を吐き続ける彼女様の姿が。
「見よ、パァルプンテー コハーーーーー」
非常に楽しそうに呪文を唱える彼女様を見ると、
むしろすがすがしい気分になります。
慣れってすごいですね。