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「ライオンズ・クラシック2013」

2013-07-28 00:09:23 | Exciting League,「パ」!
近年の恒例となった埼玉西武ライオンズの「ライオンズ・クラシック」

今年のテーマは戦前に存在した「東京セネタース」と言う事だ。
(Wikipediaのリンク先は「翼軍」へリダイレクトされます)

これまたマニアックな‥と思ったが、色々見てみると、なるほど今の西武ライオンズとも結構縁が深いようだ。

・東京セネタースは現西武新宿線の上井草に本拠を置いていた。
・球団旗に「黒獅子」=ライオンが描かれていた。
・経営に当時の(旧)西武鉄道が参画していた。(現在の西武鉄道から見れば傍系の系譜だが)
・その後球団は譲渡されたが、戦中の解散直前には西日本鉄道が保有していた。
(後の西鉄ライオンズとは直接関係は無い)

色々こじつけ感はあるが、こういう形で日本プロ野球だけでなく「地元(いつも使っている鉄道)の歴史」に触れるというのは意義深いと思うが、どうだろう。
小学生の自由研究のネタに好適かも。

ちなみに東京セネタースの初戦の相手は「阪急軍」だったそうだ。
こうして今回の対戦相手の事を考えると‥「要らんことをしやがって」とどうしても考えてしまう。

もしオリックス・ブルーウェーブがそのまま単独で残っていたら。
「近鉄(あるいはそのまま身売りした)バファローズ」が存続していたら。

今回の対戦相手が当時の「阪急軍」のユニフォームを着てプレイしたとか。
今年実際にやった「大阪クラシック」で「近畿グレートリング」の歴史にも触れていたとか。
戦前の南海鉄道は、戦中から戦後にかけて旧関西急行鉄道と合併して「近畿日本鉄道」となっていた。
戦中~戦後の一時期「近畿日本軍」「近畿グレートリング」と名乗っていたのはその関係。
近畿日本鉄道が球団経営に興味を示したのは、その関係もあるようだ。


つくづく「要らんことを(略)」と考えてしまう。
どうしてもこの社会は歴史に対するリスペクトが少ない気がする。


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