なあ,レイナ
どうしたの,ハミちゃん
ハミル「戦で鉄砲の出現どう思う?
レイナ「そうね,戦い方が大きく変わったわね」
ハミル「そうだよな,今までの鍛錬とか無駄にならないか」
レイナ「でも,鉄砲が全てじゃないから」
ハミル「そうか」
レイナ「あの人はうまく使った人ね」
ハミル「ササラ!」
なんじゃ,お主ら
ハミル「いや,鉄砲について話してたんだ」
ササラ「フン,そんなことか」
ハミル「卑怯じゃないのか」
ササラ「卑怯?」
レイナ「フフッ」
ハミル「飛び道具を使うなんて」
ササラ「馬花じゃのう,そんなことを言っておったら天下など遠い話じゃな」
レイナ「ハミちゃん,かわいい」
ササラ「ユウコ,説明してやれ」
ヘッヘッヘ
ハミル「ユウコ,いたのか」
ユウコ「ヘッヘッヘ,ハミルの旦那は甘いっすね」
ササラ「フン」
ユウコ「戦に勝つためなら,なんでもありですからね,勝たなきゃ意味がないんすよ,卑怯もなにも,ヘッヘッヘ」
ハミル「そうなのか,レイナはどう思うんだ」
レイナ「そうね,確かに時代の流れには抗えない面はあるわ」
ユウコ「戦は戦場の前から始まってるんすよ,良い武器を揃える経済力だって大事でしょ,ヘッヘッヘ」
ササラ「フンッ」
ユウコ「今だってそうでしょ,気になるオナゴを口説こうとおもったら経済力でしょ。オナゴだって金持ってるか,何をプレゼントされたか,重要な要素でしょ」
ハミル「そんなことはない!お金じゃなくて,心が大事なんだ!心が通じ合うことが1番大切なんだ!」
ユウコ「ハミルの旦那・・・青臭いっスネ・・・ヘッヘッヘ」
レイナ「ハミちゃん,かわいい」
ササラ「馬花が」
ユウコ「ハミルの旦那,モテないでしょ」
ハミル「・・・まあ・・・そっスネ」
レイナ「私は好きよ,ハミちゃん」
ササラ「ユウコは女遊び控えろ,バカモノが」
ユウコ「ヘイ,すんません,ササラ様」
ササラ「フンッ」
ハミル「・・・」
レイナ「・・・」
ユウコ「いつか,あいつを引きずり下ろしてやる・・・ヘッヘッヘ」