なあ,リサ
なんや,ハミル
ハミル「今日は何してたんだ?」
リサ「ドラムの練習やで」
ハミル「ギター持ってるなら,ギターにしてくれないか」
リサ「ええやん,どっちでも」
ハミル「せやな」
リサ「うつっとるで,関西弁」
ハミル「どないしてくれんねん」
リサ「知らんやん」
ハミル「なあ,リサ,日記とかつけた方がええんか」
リサ「せやな,ワシも前はつけとったで」
ハミル「ほんまか,マメやな」
リサ「やめてもうたけどな」
ハミル「どんなこと書くねん」
リサ「その日あったことを適当に走り書きや」
ハミル「そんなもんなんや」
リサ「ラブラブした日は❤️マークやで」
ハミル「女子やん」
リサ「かわいいやろ」
ハミル「めっちゃかわいいやん」
リサ「せやろ」
ハミル「ああ」
リサ「ちょうどいい奴が来たで」
ハミル「ニツキ!」
DIARY!
ハミル「ニツキ,久しぶりやな」
ニツキ「ハミル,なんで関西弁なの」
ハミル「リサがうつってもうた」
リサ「アホやろ」
ニツキ「キュートじゃん」
ハミル「ニツキは日記のプロだろ」
ニツキ「そうね」
リサ「どんなこと書いてんねん」
ニツキ「絶望よ」
ハミル「絶望?」
ニツキ「そう,絶望」
リサ「明るいこと書かな」
ニツキ「絶望よ,日記は絶望を書くものなのよ」
ハミル「絶望か」
リサ「絶望もええかもしれんな」
ニツキ「絶望」
ハミル「絶望」
リサ「絶望」