KTWRが日本語放送を復活するらしい…ただし、DRMで

情報のソースは、月刊短波ホームページの2014年3月号。

KTWRか…懐かしいな…。

しかし、「DRMで」という部分が引っかかるな。
既にSDR＋PCなどで、DRMを十分楽しんでおられる方は、「歓迎！」なんだろうけど…。

８年前の記事「DRM受信ラジオ＠欲しい～」にも書いたけど、
ラジオ（受信機）は、基本的に
単体であるべき（単体で聴けるべき）
だと思っている。

生活家電などと比較するのは、的はずれかもしれないけど、
皆さんは、テレビを見るとき、そのテレビ以外に何か「付加」しないと見られない、
という形だったら、使いやすい、便利だと思いますか？。
皆さんは、スマホを使うとき、「付加装置」がないと動作しない、ということだったら、便利だと思いますか？。
皆さんは、冷蔵庫を使うとき、「付加装置」をつけていますか？。
皆さんは、洗濯機を使うとき、「付加装置」をつけていますか？。
皆さんは、カーラジオを聴くとき、「付加装置」をつけていますか？。
指先でチョイチョイって操作して、聴いているでしょ？。
カーラジオを聴くとき、パソコンを持ち込むんですか？。

DRMは、ラジオ単体でも聴けるし、SDR＋PCというような形でも聴ける、という
複数の選択肢があるべきだと思いますよ。

「ニワトリが先か、卵が先か」という議論になるかもしれないけど、
DRMラジオ（単体）の販売・普及が先か、
DRM放送の拡大が先か…（いずれも、日本国内で（聴ける放送）の話…）。
同時進行でないと広まることはない、と思うんだけど…。

限られた条件下でしか聴けない放送は、
broadcastではなく、narrowcastだ…。