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常磐炭礦磐崎砿石炭積込場(万石)

2016-10-08 23:45:19 | 廃鉱(抗)
江戸末期の黒船来航を契機に燃料としての石炭が各地で注目され、いわき地方では185
6年に片寄平蔵が内郷の弥勒沢で石炭層(露頭)を発見、加納作平らと当地域石炭産業興
隆の礎を作りました。
茨城県ではこれより前の1851年に神永喜八が開坑したのが始まりです。
福島県双葉郡富岡町から茨城県日立市北部までの石炭分布地域は、常陸国(茨城)と磐城
国(福島)の「常」と「磐」を合わせて「常磐(じょうばん)炭田」と総称され、産出され
た石炭は九州や北海道と共に日本産業の近代化に大きく貢献しました。














石炭積込場は通称・万石といわれるが、それはかつて石炭採掘賃料単位が石高で計算され
た故事によるものと思われる。ここは輸送用貨車に採炭した石炭を積み込む場所でありこ
こから専用鉄道で湯本駅まで搬送した。この周辺には選炭場や関連施設の遺構が多く残存
している。


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