ピンクリボンの会 「ソフィア」 の部屋

乳がんの早期発見・早期治療の大切さを皆さんに啓発する活動をしています。 この活動が全国津々浦々に広まることを望みます。

がん患者団体支援機構の総会に参加して。

2008-04-26 17:51:23 | Weblog
     去る4月20日(土)に、東京医科歯科大学の大会議室で開催された
    がん患者団体支援機構の総会に参加してきました。

     第1部の記念講演会では、立命館大学の人間科学研究所、棟居徳子先生
    による「日本のがん医療政策と健康権保障~社会保障学の立場から~」と
    題するお話を聴講してきました。

     法的な角度から医療を見ることは、初めてと言っていい程なので、言葉
    の意味を深く捉えつつ、医療を受ける立場からの要求を、きちんと明文
    する大切さが分かりました。

     日常的に仕事をこなす事に明け暮れておりますと、法的なことに疎く
    決められていることを遵守するのみです。

     でも、語られていたことから、法律は多くの人の声を集めて出来るので
    あって、法が先にあるのではない事を今更ながらに思い知りました。

     だからこそ、市民の声が行政に反映されることが求められ 実行される
    必要があるのでした。

     4月からの健康保険料の件に関しても、どれだけ市民の声が加味されて
    いるか窺い知れませんが、机上の理論で造り上げられたのでは無いかと
    思いを馳せるばかりです。 おそらく市井の生活や、年金だけで暮らす事
    を想像する出来ない方々が作ってしまったとしか思えません。

     結局、蓋を開けたらとんでもないことが起きちゃった のでした。

     この時期だったからこそ、身近なところで法律が変えられる際に多面的
    な視点が大切だと思い知り、誰かがやってくれるものと、ののほほ~んと
    構えていたことが少し恥ずかしくなりました。

     必要な時には、きちんと声を上げて行こうと思います。
    言わないと分かってもらえない世界もあるのだと気付きました。

     支援機構の方々は、患者のプロです。 多くの言葉で、行政に市民の声
    を反映させることが出来る集団です。 自分の経験・体験を生かし血の通
    った法律を作って行ってください。
    
       応援しています。
 
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