菖蒲湯を出て夕刊をひらきけり 片山由美子
八月や花はひかりを引いて落ち
あやまちは人の世のこと返り花
若水の刃のごとき光かな
秋風の踏絵は板に戻りたる
バスタオル胸に取り込む躑躅かな 小川軽舟
白菜に水道の水かがやける 同
夕空は宇宙の麓春祭 同
遠く来て近所のごとし花祭 同
立葵小溝も潮の差しきたる 同
菖蒲湯を出て夕刊をひらきけり 片山由美子
八月や花はひかりを引いて落ち
あやまちは人の世のこと返り花
若水の刃のごとき光かな
秋風の踏絵は板に戻りたる
バスタオル胸に取り込む躑躅かな 小川軽舟
白菜に水道の水かがやける 同
夕空は宇宙の麓春祭 同
遠く来て近所のごとし花祭 同
立葵小溝も潮の差しきたる 同