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日々一句
俳句と川柳
浅見 まさし
2005年11月の句
2007年05月27日
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俳句
自転して地球も乾く干大根
一本の杭打つ力十二月
柚子一つ勾玉となり暮れなづむ
2005年10月の句
2007年05月26日
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俳句
蔓引けば天の鈴鳴る烏瓜
烏瓜すき透るとは枯るること
野葡萄のたわわに新線開通す
2005年9月の句
2007年05月25日
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俳句
稲は穂にわが青春は銃と飢餓(うえ)
烏瓜見れば引つ張りたくなりぬ
夏カレーやけどして食べ諸事多忙
2005年8月の句
2007年05月24日
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俳句
一行詩花火果つれば忽と消ゆ
2005年7月の句
2007年05月23日
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俳句
とんぼうの眼の色さわに梅雨あがる
かき氷五重塔を突き崩す
翔ぶ前の手順せわしきてんと虫
2005年5月の句
2007年05月22日
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俳句
てんと虫になりきつた子の深まなざし
赤福の赤の暖簾に初つばめ
すき透るまで葉桜のゆれ通し
葉桜も筋金入りとなりにけり
2005年4月の句
2007年05月21日
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俳句
おっとせい消えしところへ花吹雪
傘といふ無言がよぎる花の下
変らざるものの一つに花吹雪
盲導鈴さわに桜の咲きし径
葉桜の家出するには今が良し
日本国中どこでも似合う鯉幟
2005年3月の句
2007年05月20日
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俳句
鑑真忌かすかなれども黄砂降る
梅満開逆さの富士も恙無し
遠足が素通りしたる茂吉の碑
方十歩芽吹きの中の文学碑
着水も飛翔も対の残り鴨
仇討ちをわするる春の沼歩き
一枚の板3月の空と沼
2005年2月の句
2007年05月19日
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俳句
春の日の曲りて入る岩仏
大仏に春塵の虻つきまとふ
沈丁の香りときどき象が消す
動物園の電車ひっそり春隣
2005年1月の句
2007年05月18日
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俳句
正月の声の塊鳩睦む
檻の鷹見つめくつさめ怺(これ)へ切る
2004年12月の句
2007年05月17日
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俳句
少年の髭うっすらと年つまる
びようびようと暮れかねてゐる冬桜
理髪屋の鏡が散らす冬のばら
案山子翁とは品恵まれし老案山子
2004年11月の句
2007年05月16日
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俳句
水仙を見つめすぎ我れ寸となる
ピアノ叩いて冬の洗濯満艦飾
のこり柿となりの柚子をあかるくす
容美きあけびの天の突き抜ける
綿虫の引っぱってくる荷船かな
晩餐つるべ落としの日を支ふ
裸電球ともし教会堂秋さぶる
ぼろ切れを丸めただけの案山子かな
2004年10月の句
2007年05月15日
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俳句
熟れ通草羽ばたき止めし形なり
勾玉のあけびを包む天の青
サルビヤに落ちたる虫のほむらなす
枯あけびふっくらとして歪むなり
銀杏と漢字で書けば匂ひ出す
サルビアが焦げたての虫吐き出せり
2004年9月の句
2007年05月14日
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俳句
栃の実はくすぐったくてすぐはねる
かなかなが風呂を沸かして仕舞ひけり
星渡る音か草の実降る音か
対岸の葦の枯色ねずみ罠
こと切れしちちろの脚の宙に浮く
長糸瓜叩けば話しかけてくる
立食の女たくまし夜の秋
みちのくのせつなき釣瓶落しかな
2004年8月の句
2007年05月13日
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俳句
欠き氷手に掻きこぼす燻し銀
白桃の勾玉色のうぶ毛かな
白百合を吸はんと蝶の生れけり
アルミ缶蹴れば炎暑がわめき声
みんみんのみんと声はね川よどむ
逆光のとんぼの眼玉瑠璃光り
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