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PENCIL MANSION ROOM61

秋月こお先生著「富士見二丁目交響楽団シリーズ」が大好きな一ファンのページです。
フジミの話をたくさんしたいです。

他のシリーズ

2006年03月30日 | 「フジミ」以外の秋月シリーズ
フジミで秋月こおを知り、他のBL物も読んでみたいけど、シリーズの巻数や
順番がよくわからない…という方が意外と多くいらっしゃることを知りました。
フジミからはちょっと脱線しますが、他のシリーズをまとめてみました。
私自身が好みで、よく読んだものを中心としており、これが先生著作の
BLシリーズ全部ではありません。
完結したものには簡単な感想を添えました。

完全な作品データは、ネット上の他のサイト様にありますのでそちらへ。
年月日は奥付を基にしています。


●テンペラシリーズ 角川ルビー文庫+角川単行本書き下ろし

(1)「テンペラ愚連隊」
角川ルビー・アンソロジーⅠ「妖花」収録 1995年6月25日

(2)「テンペラ風狂伝」
角川ルビー文庫 1995年12月1日

(3)「テンペラ流浪伝」
角川ルビー文庫 1996年8月1日

(4)「暗夜行」
角川ルビー・コレクション「紫音」収録 1996年8月31日

(5)「テンペラ青雲伝」
角川ルビー文庫 1997年4月25日

(6)「旅行けば…」
角川ルビー・コレクション「恋夜」収録 1997年9月30日

(7)「テンペラ地龍伝」
角川ルビー文庫 1998年4月1日

(8)「テンペラ飛翔伝」 (シリーズ完結)
角川ルビー文庫 1998年8月1日

※フジミが音楽と真摯に向き合う音楽家の話なら、こちらは絵画を通して
自己表現に悩み傷つく美大学生たちの赤裸々な青春。巻ごとに視点が
変わる裏バージョンの魅力が堪能でき、イタイ展開が多いです。
私は、片恋の相手を深夜ひそかに「絵」で再現する主人公(@風狂伝)
に強烈に共感しました。反芻することしかできないことってあるのです。


●やってらシリーズ 徳間書店 キャラ文庫

※「やってらんねェぜ!」本編(全6巻)は題名+数字がついているだけなので
割愛します。本編は高校生・藤本裕也と真木隆との恋愛譚。
ここに挙げる外伝は、いわゆる「兄ちゃんズ」と呼ばれているもので、
隆の兄、千里とその恋人、斉田叶の話です。本編では学生時代を懐かしみ、
外伝は社会人としての大人同士の恋(えっちもね)の風情を満喫。
執事萌えの自分には外伝に出てくる叶の執事さんがとても有能で、大好き。
伊沢さん同様、こういう魅力的な人ってあこがれです。

(1)「セカンド・レボリューション」1997/10/31
・斉田叶の犯罪
・セカンド・レボリューション

(2)「アーバン・ナイト・クルーズ」1998/10/31
・そは輝かしき日々……
・アーバン・ナイト・クルーズ
・xとyの法則

(3)「酒と薔薇とジェラシーと」1999/10/31
・酒と薔薇とジェラシーと
・春はシボレーに乗って

(4)「許せない男」2001/10/31(シリーズ完結)
・許せない男
・ハーフムーン・エモーション


●王様な猫シリーズ 徳間書店 キャラ文庫

(1)「王様な猫」 1999/6/30 徳間キャラ文庫書き下ろし

(2)「王様な猫のしつけ方」 2000/1/31 徳間キャラ文庫書き下ろし
 
(3)「王様な猫の陰謀と純愛」2000/6/30 徳間キャラ文庫書き下ろし

(4)「王様な猫と調教師」 2001/6/30
・王様な猫と調教師 (初出・小説Chara Vol.3-2001年1月号増刊)
・王様な猫と黄金の魚(書き下ろし)

(5)「王様な猫の戴冠」 2002/2/28 徳間キャラ文庫書き下ろし
 (シリーズ完結)

※ごく平凡な大学生、光魚(この命名が…(笑)ミツオと読みます)が、
「人間の形態と猫の形態の体に変身できる猫族の王子」シータに見初められ、
ムリヤリ恋人にさせられて?
ツンデレ悠季がそのまま主人公になったようで、相思相愛のハッピーエンドが
フジミテイストを思わせます。
シータの猫そのままの気まぐれさが可笑しく、しかし恋人への真剣さと
執着ぶりが少し圭をほうふつとさせる??異色なラブロマンス。
自分を茶色のヤモリとイメージしている光魚に泣きました。
…ファンタジー作品としてすべて割り切りましょう(笑)


●ロマンセシリーズ 徳間書店 キャラ文庫継続中→2006年8月文庫完結

(1)「王朝春宵ロマンセ」 2002/6/30 徳間キャラ文庫書き下ろし

(2)「王朝夏曙ロマンセ」 2002/10/31 徳間キャラ文庫書き下ろし

(3)「王朝秋夜ロマンセ」 2003/2/28 徳間キャラ文庫書き下ろし

(4)「王朝冬陽ロマンセ」 2003/6/30 徳間キャラ文庫書き下ろし

(5)「王朝唐紅ロマンセ」(外伝) 2004/6/30 徳間キャラ文庫書き下ろし
・王朝唐紅ロマンセ
・業平、怪しを相手に武舞するの顛末

(6)「王朝月下繚乱ロマンセ」(外伝) 2005/6/30 徳間キャラ文庫
・王朝月下繚乱ロマンセ(初出・Chara Collection Vol.2-2003年)
・王朝十六夜ロマンセ (初出・小説Chara Vol.11-2005年1月号増刊)
・雷神絵巻(書き下ろし)

(7)「王朝綺羅星如ロマンセ」(外伝) 2006/8/31 徳間キャラ文庫書き下ろし

*CDブック・サービス小冊子収録分(全作書き下ろし。まんが原作分は除く)
・「千寿丸のお使い」 王朝ロマンセCDのブックレット収録 2004/06/26  
・「光正くん日記 」 キャラコレクション小冊子収録 2004/12/01  
・「夏の終わり」 王朝ロマンセCD2のブックレット収録 2005/11/30    
・「光正くん日記その二」キャラコレクション小冊子収録 2005/12/01
・「月下美男」シリーズ完結記念小冊子「王朝華燭ロマンセ」収録 2007/2/1
・「華燭花笑」シリーズ完結記念小冊子収録 2007/2/1
・「双龍玉を得る」シリーズ完結記念小冊子収録 2007/2/1
・「王朝綺羅星如ロマンセ」番外編「王朝ロマンセ玉姫草子」
         「Charaバースデーフェア2007」無料小冊子収録2007/7



※平安ものというだけで好きなシリーズ。歴史に基づく史実とフィクションの
絶妙な交差具合が技量を感じさせますが、私には一体どれがどうなんだか
全然わかりません(笑)
生き方が不器用な主人公カップルもほほえましいですが、ワキの在原業平が
とにかく魅力的。メイン二人よりイキイキしていて色好みの面目躍如の活躍です。
え~と、高嶺×ソラが苦手な方にはちょっとオススメできません。


●要人警護シリーズ 徳間書店 キャラ文庫継続中→2006年11月文庫完結


(1)「要人警護」2003/10
・要人警護
・弾倉に口説き文句

(2)「特命外交官」2004/02/27
・グレーゾーン
・特命外交官

(3)「 駆け引きのルール」2004/10/27
・外交手腕
・駆け引きのルール

(4) 「シークレット・ダンジョン」 2005/02/26
・シークレット・ダンジョン
・ホーリーナイト(文庫書き下ろし)

(5)「暗殺予告」2005/10/27
・アナスタシア騒動
・暗殺予告(文庫書き下ろし)

(6)「日陰の英雄たち」2006/11/30(シリーズ完結)
・政治圧力
・日陰の英雄たち
・アフター・ファイブ(文庫書き下ろし)

※VIPを警護するSP(セキュリティ・ポリス)の活躍を描く、オトナの
世界の本です。自分の仕事に誇りを持ち、キビキビと動く有能で美形の
男たちの描写を見ているのは心地よい(笑)
主人公が見かけとは裏腹に武道に人並み以上にすぐれ、その華奢さから
見下していた者たち…特に受けと見抜いてる奴らをバッタバッタと
なぎ倒すのが楽しい(笑)
主人公を愛する男たち(もちろん肉体的にも)がたくさん出てきますが、
魅力的なのはシリーズ途中で出番のなくなってしまったアラブの王様。
もし、彼と結ばれていたら…などと
シリーズの流れとは別の妄想をしてしまった方も多いかと思われます。
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