
●1997年「フジミOVA完成記念 “ファンの集い”」
オリジナルグッズの通販案内書
B4サイズ表裏、薄黄色の紙
1997年10月5日のイベント終了後、当日会場に行けなかったファンのために
主催のAkizuki倶楽部の厚意により、記念グッズ通販の便宜が図られました。
1997年12月号(10月25日発売)小JUNE90号に、グッズの通販希望者は、
Akizuki倶楽部宛に問い合わせをするようにとの告知がありました。
私は通販案内に興味があったので、その指示に従い申込をし、
送ってもらったペーパーがこれです。
案内書を読み通販を申し込んだ人全員に、ファンの集いのリーフレットが
オマケでついてきたそうです。例の若鮎ですね(笑)
このイベントの記念グッズは数が多く、とても覚えきれませんでした。
自分なりにこの日の出来事を書き留めたメモが私の手元にありますが、当日
全部のグッズを買ったわけではなく、一部を書き漏らしていました。
送られてきた案内書で記憶を呼び覚まされ、また紙の形で残っていたことで、
こうしてブログの記事のネタになってます^^
今はもう、Akizuki倶楽部自体は活動を休止しています。
最新刊文庫の、「三つの愛の~」のあとがきにも正式な活動休止の
挨拶が載っています。
そういえば、最終号となるべき「瓦版」がまだ来ないんですけど~(涙目)
“ファンの集い”記念グッズ(案内書と私の覚え書をもとに)
・1998年等身大カレンダー
西さん画、圭と悠季の立ち姿イラスト。二人の背景には、ウィーン国立歌劇場の
舞台のカラー写真が使われてるのだとか。
イベント当日会場内を、まるめて持ち歩いている人を見掛けましたが、
「寿」の字が書かれたのし紙?で留めてありました。それでも本当にデカくて、
大荷物になってました。
私は、既に売り切れ状態で買いそびれましたが、
この大きさじゃ、買えたとしても帰りの新幹線にも持ち込めないし…
(↑ブドウを取り損ねたキツネの遠吠え気分)と思ったりして。
・フォトスタンド
金属枠のガラス製。2枚の写真が入ります。
私の大好きなイラストで、「アクシデント・イン・ブルー」扉絵(圭が悠季の
脳みそを吸ってる♪)のイラストと、モーツァルトかサフランあたりの
店頭に置いてあるのか、メニュー看板の写真がついてます。

・CDケース
ブリキ製のボックスタイプ。
初期の西さんのイラストが素敵で、一目惚れで買い求めました。いまも
フジミ関連CDの、ブックレット専用入れとして使っています。
イラストの初出は、95年2月発売ソニー版CD「コンサートはお好き?」の
初回盤限定特典(封入ハガキ)のための描き下ろしだったそうです。
このイラストは、96年5月にMM社から出たグッズ「フジミトランプ」の裏にも
なっていたのです。圭と悠季が上下互い違いになってるのでぴったり(笑)
・ランチボックス
プラスチック製、入れ子式のお弁当箱。西さんのコミカルなイラスト
(バスタブに入った圭と悠季)つき。
このイラストは、1996年4月発売ソニー版CD「マンハッタン・ソナタ」の
ブックレットのための描き下ろし。
圭が燗酒を飲み、悠季がボディブラシを使っている絵です。
・クリアホルダー
A4サイズの書類がはさめる半透明のファイル。紫色と黄緑の2色1セット。
イラストは、OVA「寒冷前線~雨のち嵐~」の作画監督を務めた、平山智氏。
悠季の顔アップと、「マンハッタン・ソナタ」(小JUNEでの扉絵)から圭の
立ち姿で、ピアノに寄りかかっているところ。
西さんが描いたこの圭の、腰のひねりが好きでした(笑)
・なりきりお面
B4版コート紙。作者特製ミニドラマ「提案」つき。
ブログでも何度か取り上げた、圭と悠季の凛々しい顔のお面です。
切り抜いてお面に作るようになってますが、もったいなくて私は切っていません。
・千社札
フジミならではの「名前」と、おなじみの「名セリフ」を集めた全7種セット。
しかしフジミ初期って、名言のオンパレードですね。
他に、この案内書にはないもので…(売り切れてしまったのかな?)
・革製キーホルダーつき鍵2種
一応、二人の愛の巣のキーであるという設定になっていました。
ペンシル・マンション71号室と、伊沢邸の玄関の鍵の2個セット。
革の部分には、それぞれ「のぞくな」「悪用するな」などと書いてあって、
思わず笑えました。一体ドコの鍵だったのやら。
マンションのドアの鍵は、現代家屋に使われるであろう一般的な普通の鍵。
それに対し伊沢邸の方の鍵は、いかにもレトロな雰囲気の一品でした。
古い昭和初期の建築物のドアの鍵穴によくある、前方後円墳のような形
(この例えでわかるだろうか)
の穴に差し込むにふさわしいような、ひと昔前に使われていたような鍵で、
凝っているな~と感心したものです。
小JUNE89号のラストトークによると、作者は、ブザンソン指揮者コンクールに
実際に取材に行ったそうで、イベントではその取材ビデオも流れていました。
残念なことですが、このころは、作者もスタッフもファンも、それはそれは
フジミに熱かったですね~(苦笑)