最近、政府によるステルス増税が重なっているなと感じている。少子化対策の財源だとして、健康保険の保険料に上乗せ徴収する徴収額が、当初は月額五百円程度だと言っていたが、後になって、千円以上になる人もいることが発表された。介護保険料の値上げもある。2024年度より森林環境税一人年額千円徴収等。これらは今後毎年取られ続けるわけである。その一方で、とても分かりにくいのが、今年一回限りの四万円減税である。アメリカに約束した防衛費のGDP比1%から2%への引き上げによる増税が次に待っている。
最近、自衛隊の事故が目立っている。五月三十日、北富士演習場で、訓練中に手榴弾が爆発し、破片が自衛隊員に当たり、隊員が死亡するという事故が報道されている。四月二十日には、海上自衛隊のヘリコプター二機が、伊豆諸島の鳥島の沖合で、深夜、潜水艦を探知する訓練の最中に接触、墜落し、八人の乗組員が、いまだに生還したという報道がされていない。昨年五月四日には、陸上自衛隊のヘリが、沖縄県の宮古島を視察中に墜落し、水中に沈んだが、報道によれば、師団長以下幹部ら十人の死亡が確認されている。
私は、こんな危険な訓練をやる必要があるのだろうか、と思うのである。
日本国憲法九条は、「日本国民は…武力による威嚇又は武力の行使は…永久にこれを放棄する。…陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない…」と言っている。
もっぱら防災訓練に専念してほしいと思うのである。
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