天国を追い出された天使は悪魔になるしかないんだ・・・・
まだ天国にいるつもりのお前は狂った堕天使だよ。
ストリップ第1夜目、入り口で「キムサン?15ドル.」キムさんじゃないと30ドルだった気がする。たしか。
15ドル払って、手に謎のスタンプを押され中へ。
ステージ周りは満員で、ボックスに座る。
ネェーチャン達と、チップをせがむ韓流ママと、黒人のデカイ男がいた。
すぐに黒人と中国人のネーチャン達が来て隣に座る。
「スケベネー!」
さっそく場末感満載だ。
いいね、場末感。
場末感はノスタルジーというか・・・男と女のほろ苦いロマンというか・・・なんというかドラマチックでいい。
一杯飲ませろと言われたが、金がないNO!と言うと、
ツン!!!とあからさまなツン!!!で二人ともどこかへ行ってしまった。
韓流ママが「ここはもうやめとけ。」みたいな感じでネーチャン達に話してた。
キムさんの紹介だからなのかなと思った。
それともシブチンジャップと思われただけか。
そこからダンスを見つつ、店内を観察。
どうやら一杯飲ませるとしばらく(たぶん10~15分)隣にいてくれるらしい。
ちょっと話もしてみたかったので、飲ませるのも悪くないかもと思った。
しばらくすると、身長もアレもデカい黒人男が話しかけてきた。
「楽しんでるかい?今は白人が踊ってるが、黒人のショーの方がエキサイティングだぜ。カラダもいいしな。」
みたいな事を言ってたと思う。
「そろそろだから。楽しんでくれ!」
客なのか店員なのかイマイチわからないが、とにかく黒人の方がいいらしい。
ステージでは白人の若い子が一糸まとわぬ姿でポールダンスを披露していた。
たしかにエキサイティングなボディではないが・・・・・か、かっ、可愛い!!
可愛い・・・・そして、美しい・・・・
可愛すぎて、いやらしい気持ちになれない・・・・
ステージの上では、あられもない姿でパッッッカ~~~~ンと※※※※※※※※※(自粛)
でポールダンスすげぇ!!
天使に出会った。
この場末感満載の店の中で唯一人、天からの光(スポットライト)が降り注いで輝いていた。
なぜなんだ!!?
なぜ君はここにいるんだ!!!
君と僕の長い人生の中、たった一度きり出会う瞬間がなぜ今なぜここなのだ!!!?
君がよく行く本屋の店員だったり、
道でぶつかって買い物袋から落ちたリンゴを拾ったりする出会いではいけなかったのか!!!
などと興奮してる間に天使のショーは終わっていた。
エキサイティングバディのエキサイティングショーが始まった。
たしかに。
客イジリがウマいというか。
これぞ場末!!!という感じで確かにエキサイティングだった。
この時わかったが、さっきの客だか店員だかわからない黒人は、店員だった。
ニッポンのオヤジが黒人のエキサイティングなPi~をPi~しようとした時、横から「NO!」と止めていた。
ヤツにまぁまぁマジな顔で「NO!」と言われたらコワい。
韓流ママからまた刺客が放たれた。
って、てててててて天使キターーーー!!!!
もう一人は30代半ばのちょっとダレた身体の白人で、これはこれで場末感ムンムンだ。
今度は飲ませて少し話をしてみた。
なにせ天使が舞い降りたからね。
21歳、ロシアから来たという。
なぜ彼女はこの常夏の島で、その故郷の雪のように白い肌をあらわに踊っているのだろうか。
どうやらアメリカ本土と行ったり来たりしてるらしい。
きっとその美貌には似合わない場末なドラマがあるのだろう。
その後・・・・ステージ周りに空きができて移動した。
ステージ脇で盛り上がっていた若者集団が天使とボックスで飲み始め、ガラガラになってしまった。
踊っているのはさっき隣にいた30半ばのネェーチャンだ。
全然盛り上がってない。
ストリップはダンサーと客で作り上げるものなのかもしれない。
陽気な場末感が、哀愁の場末感へと変わってしまった。
彼女がステージを終えて戻ってきたとき、一声かけたかったが何といえばいいかわからなかった。
「おつかれ!」みたいなのは英語で何て言えばいいんだろう。
お互い「Hi.」と微笑んだだけだった。
夜なお暑いはずのホテルへの帰り道は、すこしだけ涼しかった。
まだ天国にいるつもりのお前は狂った堕天使だよ。
ストリップ第1夜目、入り口で「キムサン?15ドル.」キムさんじゃないと30ドルだった気がする。たしか。
15ドル払って、手に謎のスタンプを押され中へ。
ステージ周りは満員で、ボックスに座る。
ネェーチャン達と、チップをせがむ韓流ママと、黒人のデカイ男がいた。
すぐに黒人と中国人のネーチャン達が来て隣に座る。
「スケベネー!」
さっそく場末感満載だ。
いいね、場末感。
場末感はノスタルジーというか・・・男と女のほろ苦いロマンというか・・・なんというかドラマチックでいい。
一杯飲ませろと言われたが、金がないNO!と言うと、
ツン!!!とあからさまなツン!!!で二人ともどこかへ行ってしまった。
韓流ママが「ここはもうやめとけ。」みたいな感じでネーチャン達に話してた。
キムさんの紹介だからなのかなと思った。
それともシブチンジャップと思われただけか。
そこからダンスを見つつ、店内を観察。
どうやら一杯飲ませるとしばらく(たぶん10~15分)隣にいてくれるらしい。
ちょっと話もしてみたかったので、飲ませるのも悪くないかもと思った。
しばらくすると、身長もアレもデカい黒人男が話しかけてきた。
「楽しんでるかい?今は白人が踊ってるが、黒人のショーの方がエキサイティングだぜ。カラダもいいしな。」
みたいな事を言ってたと思う。
「そろそろだから。楽しんでくれ!」
客なのか店員なのかイマイチわからないが、とにかく黒人の方がいいらしい。
ステージでは白人の若い子が一糸まとわぬ姿でポールダンスを披露していた。
たしかにエキサイティングなボディではないが・・・・・か、かっ、可愛い!!
可愛い・・・・そして、美しい・・・・
可愛すぎて、いやらしい気持ちになれない・・・・
ステージの上では、あられもない姿でパッッッカ~~~~ンと※※※※※※※※※(自粛)
でポールダンスすげぇ!!
天使に出会った。
この場末感満載の店の中で唯一人、天からの光(スポットライト)が降り注いで輝いていた。
なぜなんだ!!?
なぜ君はここにいるんだ!!!
君と僕の長い人生の中、たった一度きり出会う瞬間がなぜ今なぜここなのだ!!!?
君がよく行く本屋の店員だったり、
道でぶつかって買い物袋から落ちたリンゴを拾ったりする出会いではいけなかったのか!!!
などと興奮してる間に天使のショーは終わっていた。
エキサイティングバディのエキサイティングショーが始まった。
たしかに。
客イジリがウマいというか。
これぞ場末!!!という感じで確かにエキサイティングだった。
この時わかったが、さっきの客だか店員だかわからない黒人は、店員だった。
ニッポンのオヤジが黒人のエキサイティングなPi~をPi~しようとした時、横から「NO!」と止めていた。
ヤツにまぁまぁマジな顔で「NO!」と言われたらコワい。
韓流ママからまた刺客が放たれた。
って、てててててて天使キターーーー!!!!
もう一人は30代半ばのちょっとダレた身体の白人で、これはこれで場末感ムンムンだ。
今度は飲ませて少し話をしてみた。
なにせ天使が舞い降りたからね。
21歳、ロシアから来たという。
なぜ彼女はこの常夏の島で、その故郷の雪のように白い肌をあらわに踊っているのだろうか。
どうやらアメリカ本土と行ったり来たりしてるらしい。
きっとその美貌には似合わない場末なドラマがあるのだろう。
その後・・・・ステージ周りに空きができて移動した。
ステージ脇で盛り上がっていた若者集団が天使とボックスで飲み始め、ガラガラになってしまった。
踊っているのはさっき隣にいた30半ばのネェーチャンだ。
全然盛り上がってない。
ストリップはダンサーと客で作り上げるものなのかもしれない。
陽気な場末感が、哀愁の場末感へと変わってしまった。
彼女がステージを終えて戻ってきたとき、一声かけたかったが何といえばいいかわからなかった。
「おつかれ!」みたいなのは英語で何て言えばいいんだろう。
お互い「Hi.」と微笑んだだけだった。
夜なお暑いはずのホテルへの帰り道は、すこしだけ涼しかった。