東青森防衛隊前線報告!!

月曜サバイバルゲーム《月サバ》メンバー募集中!!

ロシアの天使と韓国の悪魔

2011-12-12 13:36:01 | 仕事とアタシどっちが大事なの!?
天国を追い出された天使は悪魔になるしかないんだ・・・・

まだ天国にいるつもりのお前は狂った堕天使だよ。



ストリップ第1夜目、入り口で「キムサン?15ドル.」キムさんじゃないと30ドルだった気がする。たしか。

15ドル払って、手に謎のスタンプを押され中へ。

ステージ周りは満員で、ボックスに座る。

ネェーチャン達と、チップをせがむ韓流ママと、黒人のデカイ男がいた。

すぐに黒人と中国人のネーチャン達が来て隣に座る。

「スケベネー!」

さっそく場末感満載だ。

いいね、場末感。

場末感はノスタルジーというか・・・男と女のほろ苦いロマンというか・・・なんというかドラマチックでいい。

一杯飲ませろと言われたが、金がないNO!と言うと、

ツン!!!とあからさまなツン!!!で二人ともどこかへ行ってしまった。

韓流ママが「ここはもうやめとけ。」みたいな感じでネーチャン達に話してた。

キムさんの紹介だからなのかなと思った。

それともシブチンジャップと思われただけか。

そこからダンスを見つつ、店内を観察。

どうやら一杯飲ませるとしばらく(たぶん10~15分)隣にいてくれるらしい。

ちょっと話もしてみたかったので、飲ませるのも悪くないかもと思った。

しばらくすると、身長もアレもデカい黒人男が話しかけてきた。

「楽しんでるかい?今は白人が踊ってるが、黒人のショーの方がエキサイティングだぜ。カラダもいいしな。」

みたいな事を言ってたと思う。

「そろそろだから。楽しんでくれ!」

客なのか店員なのかイマイチわからないが、とにかく黒人の方がいいらしい。

ステージでは白人の若い子が一糸まとわぬ姿でポールダンスを披露していた。

たしかにエキサイティングなボディではないが・・・・・か、かっ、可愛い!!

可愛い・・・・そして、美しい・・・・

可愛すぎて、いやらしい気持ちになれない・・・・

ステージの上では、あられもない姿でパッッッカ~~~~ンと※※※※※※※※※(自粛)

でポールダンスすげぇ!!


天使に出会った。


この場末感満載の店の中で唯一人、天からの光(スポットライト)が降り注いで輝いていた。

なぜなんだ!!?

なぜ君はここにいるんだ!!!

君と僕の長い人生の中、たった一度きり出会う瞬間がなぜ今なぜここなのだ!!!?

君がよく行く本屋の店員だったり、

道でぶつかって買い物袋から落ちたリンゴを拾ったりする出会いではいけなかったのか!!!


などと興奮してる間に天使のショーは終わっていた。

エキサイティングバディのエキサイティングショーが始まった。

たしかに。

客イジリがウマいというか。

これぞ場末!!!という感じで確かにエキサイティングだった。

この時わかったが、さっきの客だか店員だかわからない黒人は、店員だった。

ニッポンのオヤジが黒人のエキサイティングなPi~をPi~しようとした時、横から「NO!」と止めていた。

ヤツにまぁまぁマジな顔で「NO!」と言われたらコワい。


韓流ママからまた刺客が放たれた。

って、てててててて天使キターーーー!!!!

もう一人は30代半ばのちょっとダレた身体の白人で、これはこれで場末感ムンムンだ。

今度は飲ませて少し話をしてみた。

なにせ天使が舞い降りたからね。

21歳、ロシアから来たという。

なぜ彼女はこの常夏の島で、その故郷の雪のように白い肌をあらわに踊っているのだろうか。

どうやらアメリカ本土と行ったり来たりしてるらしい。

きっとその美貌には似合わない場末なドラマがあるのだろう。


その後・・・・ステージ周りに空きができて移動した。

ステージ脇で盛り上がっていた若者集団が天使とボックスで飲み始め、ガラガラになってしまった。

踊っているのはさっき隣にいた30半ばのネェーチャンだ。

全然盛り上がってない。

ストリップはダンサーと客で作り上げるものなのかもしれない。

陽気な場末感が、哀愁の場末感へと変わってしまった。

彼女がステージを終えて戻ってきたとき、一声かけたかったが何といえばいいかわからなかった。

「おつかれ!」みたいなのは英語で何て言えばいいんだろう。

お互い「Hi.」と微笑んだだけだった。




夜なお暑いはずのホテルへの帰り道は、すこしだけ涼しかった。












伝説の男 part2

2011-12-11 17:17:01 | 仕事とアタシどっちが大事なの!?
男二人旅となると、夜の観光という方も少なからず気になるわけで・・・・

日本を発つ前に、少しばかしネットで予習をしていった。

少しばかしにも関わらず、すぐにある男の存在が際立っていることに気づく。

その名は、《キムさん》。

「キムさん、ありがとう!」

「キムさんのおかげで楽しく遊べました、ありがとう!」

キムさんが・・・・キムさんに・・・・キムさんで・・・・キムさんの・・・・キムさんによる・・・・キムさんのための・・・・キムさん

とにかくキムさんなのだ。

キムさんを通さないことには始まらないぐらいの勢いがある。

しかしこのご時世である。

キムさんなんて本当にいるのだろうか?

伝説は伝説でも、こちらは都市伝説の男だ。

はたして、その真偽はいかに!!!!?



























いた。

本当にいた。

情報通りの場所に座っていた。

これからグアムに行こうとしている日本男児の皆さん、キムさんはいます!!

東青森防衛隊がその存在を確認してきました!!


そのキムさんによれば、「グアムの夜はストリップ!」とのこと。

キムさんの紹介なら15ドル、「アトハ 1ドルモッテ マッテレバイイ.」とのこと。

女の子のドリンクは1杯25ドル。嫌なら、はっきり断らなくてはダメ。

ストリップの他はマッサージ。

こちらは30分110ドル。

マッサージ店はたくさんあったが、この値段はもちろんムフフな方である。

少し前に取り締まりがあったそうで、その前は90ドルで紹介できたのだとか。


二夜連続、ストリップに行ってきた。

次回、いよいよストリップの全貌があきらかになる!!!!






伝説の男

2011-12-06 08:24:33 | バラのトゲには気をつけろ!
「あなたのタンデムマスターは伝説の男なんですよ。」

「少し前に24000回ダイブの記録を達成したんですよ。」

新聞の切り抜きが壁に貼ってあった。

24000!!!?

なんかもう凄すぎてわからん数字・・・・

ただ一つ確かな事がある。

俺は《伝説の男》という言葉に弱い。

正確には《伝説》に弱いと言ったほうがいいかもしれない。

だって、カッコいいじゃないか!!!!!

伝説の剣とか、伝説の勇者とか、伝説の人魚とかさ~

伝説の男ガッツ石松とかさ~

とにかく伝説はカッコいいよね!!

男ならやっぱり伝説を目指したいよね!!!

そんな俺が伝説の男と飛べるなんてサイコーじゃないか!!!

サイコーですか!!!? 

サイコーでーす!!!!だね。



伝説の男は坊主頭にバンダナを巻いたオヤジだった。

シブい!!!さすが伝説の男だ。

伝説はシブい。

あいさつも「よろしく。」程度で、装具をつけられる。

「あなたの伝説を聞いたよ。24000回の。」

「ハハハ。」クールな対応だった。

まるで、「俺はただ跳んでるだけさ。」とでもいうような・・・・シブい。

女の子についたアメリカ人はめっちゃ盛り上がってるが・・・・

伝説の男はシブい。

ロシア人だし。

ロシア人はシブい・・・・

飛び出すときの姿勢などの簡単な説明を受けて小さな飛行機に乗り込む。

なんと俺が1番目だ。

飛行機は12人が乗ると満員という感じで、跳び出し口?ハッチ?はシャッターが閉まるのだが、

しばらく開けっ放しで離陸したのでちょっと怖かった。

ハッチ脇の床に座る伝説の男、シブい。

グアムがどんどん小さくなって、島であることが一目でわかる。

ふと後ろを見るとニシムラの顔が引きつって、目をつぶっていた。

あ びびってんなコイツ。

しかし、なんで一人でビビリながらダイブするのだろう?

彼の物語にはちょっと興味がわいた。



「ロシアでは軍に?」 「そう。」

「空挺?」 「そうそう、○年いた。」

高度があがるまで少し時間があったので伝説の男に聞いてみた。

飛行機の音でよく聞きとれなかったが、ロシア軍だったことは間違いないと思う。

「バンド・オブ・ブラザーズ知ってる?」 「あぁアメリカのドラマだろ。」

「俺はそれが好きなんだ。」

とここで降下らしい。

跳びだす瞬間、「カラヒー!!」と叫んでやろうと日本を出発する前から決めていた。

が、

無理だった。

無理だったっていうか、その瞬間の記憶がトンでる感じ。

いや、たぶん言ってない。

「わぁーーーー!!」しか言ってない。

自分タイミングで跳びだすなら気合で叫んだかもしれないが、

準備姿勢とったら、あっというまに降下!!

その瞬間は怖かったが、すぐに最高だった。

「わぁーーー!!!」とか「最高!!」と叫んでみたが、自分の声もろくに聞こえない。

口がめっちゃ乾く。

パラシュートが開く時はハーネスにドカッと力がかかって股から持ち上げられる感じ。

そっから右へ左へ上へ下へと振られる。

もうジェットコースターでは一生ビビることないね。

着地も綺麗に決まった。

まぁ、それは伝説の男がやったんだけどね。

良かったよ、最高だったよ、4200mで最高だったよ。

あの女の子にもお礼を言いたいよ。いや、言うよ。

ありがとう。



「あなたの伝説の一部になれて、うれしいよ。」

伝説の男はまた乾いた笑いで認定書をくれた。

俺の口の中も乾いてカラカラだった。

グアムの乾いた風が静かに雲を運んでいた。





合言葉はカラヒー!!!

2011-12-05 11:25:25 | 愛されるより愛したい・・・
スカイダイビングをしてきた。

ホテルに迎えの車が来て、他のホテルも回って、メンバーは6人。

女の子3人と、口数少ない男一人と、我々である。

あ いまさらながら今回は車輛課長Kと男二人旅です。

ちなみに口数の少ない男はニシムラというあだ名にした。

受付で「私は死んでも文句は言いません。」みたいな紙にサインをして、

「何mにします?」

3000mで行こう!そう話していた。

ところが・・・・

いきなり女3人組が言ったのだ。

「4200mで。」

最高高度、富士山越えだ。

君達からは富士山越えより、喘ぎ声の方が聞きたかったね!!

僕とKは「うわぁ~。」と顔を見合わせた。

もはや4200以外の選択肢は無くなった。

女3人が4200で男が3000などとは、もう言えないのだ。

男とはそういうものである。

ふざけるんじゃねぇ!!こちとら5000mでぃ!!と言ってやりたいくらいだ。

次に聞かれたニシムラも「4200で。」

我々も「4200で。」

逆に我々が3000と言った後に彼女達に聞かなくて良かった。

とんだインポ野郎発表会を開催するところであった。



かくして男の意地とプライドと不安とニシムラと我々は4200mから落ちることになった。


One dollar , one dollar.

2011-12-02 21:09:50 | 仕事とアタシどっちが大事なの!?


ホテルから出て歩くと、「シューティング!!」と呼び込みが。

ちょうど予約を入れてる店で、後でKマートまで迎えに来てもらう予定だった。

「今夜で予約してるよ。 あんたが迎えに来るの?」みたいな事を言ったら、「そうだそうだ!」みたいな感じだった。

「じゃ後で。」とまた散策。


結果、Kマートには違うオヤジがきた。

グアム人?色黒のアジア人風。

「シューティングの後はドコ行く? ストリップは? 30ドル!イコー!イコー!」

「女の子にチップは?」

「1ドルダケ! オッパイ1ダラー! オ○ンコ1ダラー! キスモ1ダラー! オケツモ1ダラー! イコーイコー!!」

「考えとくよ。」

「カンガエル? OK! カンガエトイテネ!!」

うさんくせぇ~。

シューティングレンジに入ると、日本人なのか韓国人なのか中国人なのかという男が受付にいて、

「さぁさぁ!どのコースにする?ヤマグチグミ!!ランボー!!ヤマグチグミ!?ランボー!?」と早口でまくしたてた。

せっかくなので一番豊富なヤツにした。45口径もつけてもらって。

彼の言うところの《ヤマグチグミ・コース》だ。

金を払うと、「奥へどーぞ!!そこにかかってるキーホルダー好きなの持ってって!!」とテレビを見はじめた。

ノリ軽いね。

チャラ男だね。

ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴーだね。

レンジに入ると、さっきの迎えにきたオヤジが。

え?あ?お前がレンジマスターなのか?

「ニモツ ソコ コレ ツケテ!」イヤープロテクターをつけろと言う。

「ハイコレ!」さっそく銃を渡される。

え!レクチャーとかあるんじゃないのか!!?

「ハイハイ!コウモッテ!ウッテ!」

え!レクチャーとかあるんじゃないのか!!?

最初は357マグナム。

的が近かったので、いきなり真ん中に・・・・あらら。

「ウマイウマイ!ハイ!ウッテ!!」

今思えば、もっと遠くにしてもらえば良かった。

次は45口径、念願のガバっす。

少し跳ねました。

鍛えた軍人なら余裕なんだろうなみたいな感じ。

ただ何せ的が近いもんで・・・「やったぁ~当たったわ!当たったわよアナタ!!」みたいな感動もなく・・・

「ハイ!ツギコレ!!」とオヤジが渡してくる。

次はたしか9mmのオートマチックだったと思う。

が、これもまたアレヨアレヨと過ぎ去る。

次は9mm仕様のM4?9mmパナマみてぇなやつ。

ここで問題が。

いつも右利き左目で撃ってるもんで、構えが変なんです。僕。

指摘されるかなと思ったけど、オヤジなんも言ってこねぇし。

でその頃には的が穴だらけで当たってるかどうかもわかんないんですよね。

オヤジが「シタ!シタ!」と言ってたので上にズレてたと思うんだけど、全然見えなくて。

途中から右目で狙ってみたんだけど・・・・

来年は右目に矯正できるか試してみようかなと。

今まで、ずっと左目だったけど、やっぱ矯正したほうがいいか。と。

それか左手で撃つか。

いざ実銃を撃つとなったら、そこが一番気になった。

反動で首に変な力がかかったりしねぇかなとか。

実際、のけぞるような強い反動でもなかったんで大丈夫なんだろうけど。

あ でも小銃弾じゃないしなぁ~

その後のH&Kのダットのっけてるヤーツはもっと構えづらく、「シタ!シタ!」とずっと言われてました。

でショットガン。

もう的はボロボロで何が何だかわからない状態に。

10分ぐらいで終わってしまった。。。

まぁ今回は実銃の反動ってどんなもん?てのが目的だったので、とりあえずこんな感じでした。

レンジから出るとオヤジが「カンガエタ?ストリップイク?イコーイコー!!」と速攻で言ってきた。

おい!まさかそのために急かしてたんじゃねぇだろうな!!?

とにかくストリップに連れて行きたいオヤジを置いて、店を出た。



まったく何も知らない観光客にはレクチャーするのだろうか?

できれば僕もレクチャーして欲しかった。。。

まぁ、あのオヤジじゃ信用できねぇが。

かくして初の実弾射撃体験は《ストリップ》に始まり《ストリップ》に終わったのであった・・・・