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ベルギーの鳩日

主にベルギーでの鳩生活の経験の日々、またどのようにそこまで至ったのかなど思い出しながら綴って行きたいと考えています。

あるバルセロナレース鳩と鳩飼い人の日記50'

2025-04-22 05:03:57 | 日記

「マリット鳩とデコスター鳩が続いて来て、入舎も手こずる事は無かったが電話が有った後だったので、まだ皆と対等に争うには何かが足りないと思えた。鳩の所為にしてしまえば簡単な事に成ってしまうが、同じような血統の鳩を使っても勝てない人は勝てないし、使いこなせて居ないだけかも知れないので他に求めても切りが無くなる。その後にゼロ達が姿を現したのには、驚きと嬉しさが混じった気持ちで目を見開いた。昔から癖者が後に活躍する事が多かったのを思い出し、あいつもそうなってくれればいいなと思いきや訓練で遅れて来た時の様な入舎は見せてくれなかった。到着台で鳴いている姿を見てあの時と状況の何が違うのか良く考えて見たら、今日のあいつはまだ余裕があるのでは無いかと思えた。そして追い風の風の具合に因って、餌の量などはもっと細かく変えねばならないのでは無いかと思える様に成ったが、次は二百キロちょっとのソワッソンに持って行かねばならないので、その事を心に留め天気図を丁寧に見て風の予測が出来たらと他のレースの時の天気予報とその時の分速結果を見る様に務める事にした。系統の事はレースを始めた頃、雛を育てる時に混ぜ与える小粒というピース類と麻の実が主体の物を持ち寄りの三日前位から増やし始め、持ち寄り時にはそれだけを与えろと教えられた人に、三代か四代に成ると自分の系統に成るのだと言われ、だから少なくとも三代位までは血統書に書かれるのかと思っていて、そこに記載される祖父母の代まで自分の作出した鳩で埋め尽くされれば、それは自分の系統に成ると思い込んでいた。その後関東辺りではトウモロコシを増やし与えている事を知り、晴れて追い風気味に成りそうな時はその様にする様に成った事を思い出し、訓練ばかりで無くやはり餌で調整しなければと改めて思い直した。今日は思ったよりばらつきが少なくコンスタントに鳩達が帰って来たので、幾らかは前に進んだに様に思いながらブリコンを持ってローカルに向かった。」

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