E.ファルナディ&バリリQ/ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲 2004-08-30 20:12:15 | 100円スピーカ ピアノによる物憂い導入の主題を、ハンガリー出身のエディト・ファルナディ(1921-1973)が、少しもたれかかるふうなリズムで弾き、チェロのクロチェクがまったりとこれを受けます。冒頭から艶っぽく、懐かしさがこみあげますね。バリリ四重奏団はベートーヴェンやシューベルトなど独墺の作曲家の録音ばかりが知られていますが、ドヴォルジャークのこの録音も、カプリング14番の弦楽四重奏曲ともども忘れ難いものです。1953年録音。(Westminster)