魚信伝心ブログ

レトロなリール

先日、友人がリールの糸を交換してくれと持ってきたのがコレ

僕も見たことないクローズドフェイスリールだ。

ダイワ製でさてさていつのものだろうか?
1982年のダイワのカタログにも載っていないのでもっと以前のもの?
それとも海外ダイワ製のものなのか解らないけれど古いものだ。

しかしですよ。まだそのころのカタログに載っていて未だに消えていないリールもあるのだ。
スピンキャストSTシリーズであるが、友人はこれも注文してくれとのこと。

ST20がその当時3900円。現在は同じものが5300円である。
まったく仕様変更された気配はないから物価が上がったということになる。

僕も1976年に発売されたSS600を中学時代からずっと渓流中心に使ってきたが
現代のリールを使うととてもじゃあないが使えたものではない。
巻き取りスピードは遅い、音がする、ストッパーに遊びが大きい、なんといっても糸が撚れる。
こんな不便な道具で釣っていたかと思うと釣具の進化はすさまじいものがある。

カーボンロッドの登場、PEラインの出現、釣具界の大発明はとどまらない。
スピニングリールではダイワのツイストバスターで登場した
ヨリを取る機構は本当にショックでもあった。
真っ直ぐ来たラインを横巻きに一回転する時に逆に一回転ヨリをかけて相殺するというもの。
今は更に進化していてものすごく使いやすいリールとなっている。

レトロなものを愛するということはその不便さ、道具を知り尽くして欠点をも愛着に変える
使いこなす満足感、不便さを快楽に感じる心なのだろうか?
一言でいうなら味があるということになろうか?
ダメな教え子ほど可愛いとよく教師から聞くけれどそんなものなのだろうか?

コメント一覧

みつどん
メジナ大好きさん、おひさ~~{笑}
そうでもないよきっと。
だって魚が少なく小さくなったもんね。
今の道具で昔にタイムスリップして釣りすれば恐ろしいことが・・・

夢の中で釣りしましょ{ガッテン}
メジナ大好き
なつかしいなぁ。横長のダイワのカタログ。
買えないのに中学校のころよくみてたな。
渓流始めたその頃、私もクローズド使ってました。
サミングできなくてトラブルが多かった記憶しかないけど。
あの頃の入門書には初心者向きで記載されてたような?
捨ててないから実家にでもあるだろうか。
渓流で使っていたミッチェルのリールも今となっては・・・。
道具は、かなり進化しているんですね。
それだけ釣り人が有利になったんでしょうか?
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