中華そば屋 伊藤＠北区豊島

二人して大好きで在りながらこの世界ではもはや名店中の名店、北区豊島は『伊藤』
家からも近く休みの日なら自転車でもと言う、ほんとご近所♪

その為もあり、いつもの目新しく好みの新店開拓に精を出すあまり気が付けば『ほとんど一年ぶり（笑）』
しまわれて久しい暖簾の写真も全く同じ構図じゃん
だって偶然同じ席なんだもん


私、そば大盛り♪

彼女、そば大盛り肉増しネギ抜き（ちょっぴり二郎呪文チック（笑））

いつ観てもシンプルの極みですねぇ～
誤魔化しや妥協の一切効かないある意味究極の一杯かも知れません。
秋田の本店にも足を運びましたが、やはり同じく厨房は一切拝見できず、それゆえに期待の高まる一杯として
厳かに提供される『そっくりな一杯』はやはり唯一無二な孤高の中華そばとして兄弟の絆を深く感じました。

この日の『スープキラキラ感』もとても満足で上等なものでした。
煮干が生来嫌いではない自分にとって『ヨクゾ！』と言う拍手物のこれぞ天然の旨味ワールド！
エグミもあってそれこそ煮干の真骨頂てな具合（笑）

毎日ご主人打たれる「自家製麺」も実に秀逸！
ほとんど真四角の細麺は本店同様、寝かせる事無くその日のうちに提供されるまさしく「打ちたて麺」
この麺！細さで知られる九州の麺とも違い歯応えの中にもしっかりと小麦の風味を味わえ、決して粉っぽさは微塵も無く
加水率に低さか、適度に出汁の効いたスープを吸い上げつつ己の主張も欠かさないと言うとても欲張りで計算された
ココでしか味わえない至極でまたしても唯一無二の独創の麺。

今回は隣りのテーブル席で男子小学生五人がゲームをしながら周りに迷惑な音量で会話をしていたのを観かね大人として
思わず注意！
児童の『すみません...』の一言に自分の心も少しばかり後悔もしたけど、明日は我が身、通ってきた道なんだな思い、
後に運ばれてきた極上のラーメンをつい先程うなだれた沈黙と後悔をを忘れたかのように「うまい！うまい！」と頬張る子供達を
観て、個人的な安堵感を得ながら大盛りを頼んだ子供達に残すなよつぶやく自分がいました
もちろん私達はここでは完食です