Mr.大江のGUITAR TREK

クラシックギターとスタートレックをこよなく愛するミスター大江のブログです。

二重奏deライブでの実験

2011-05-29 18:52:00 | ギター
「二重奏deライブ」終了しました。

先日の小牧ギターフェスティバルでのミュージッククラブの演奏は

他グループの方々や他にも所属するメンバーからも評判は上々だったとの報告です。


皆さん!「よかったね!」


しかしフェスティバルでの疲れが有るのか、昨日のライブでは数名の方が

欠席でしたが7名の参加者で開催しました。

この「二重奏deライブ」も約1年が経過して皆さんの初見演奏も

随分上達したと思います。



今回は実験的に私の購入した音響機器を使用して演奏して見ました。




ちょうど1年前に一つの目標だった「雰囲気の良い店」で演奏会がしたい

という思いから、本格的な「イタリアンレストラン」でディナー付きの

有料ギター演奏会を開催しました。


その日の為にギターデュオを「いちおし」そして4重奏団に「C-トルズ」

というユニット名を付けて臨んだ訳ですが ※IXY(過去記事)


演奏内容は別としても雑音の多いレストランでは聴衆の耳と心を

引き付けるには生ギターの音量では絶対的にアピール不足でした。 ※過去記事


私は何とかリベンジしたいなあと常日頃から心に思っているのですが


昨日のライブではその実験成果としてかなり期待出来るのでは・・と思いました。




会場で皆さんの演奏を聴いていると普段からとても小さな音で演奏している

メンバーの音が程よくピックアップされとても聞きやすい。


それに普段は小さな音のためか、淡々として感情をあまり感じない演奏なのに

どうした事か、そこには確かに歌心を感じるのです。


つまり老眼が進み絵画や写真、小さな新聞の文字が読めない時に老眼鏡を掛けて

内容を読む事が出来るような物なのかな。




確かにギター愛好者の中には「ジョン」のようなアンプ使用を嫌う人も多いけど

私の数々のギターコンサートの経験からも、今迄で一番感動して音楽に

引き込まれたのは紛れも無くアンプ使用の「ジョン」の演奏でした。




現代の技術は殆んど生音に近い音に拡大する事などはどうって事は無いでしょう。

昔から有るレコードもCDもすべて録音するにはマイクを使うのになあ。

好きなギタリストの選別も演奏もレコードとかCDの音で判断している筈ですから

マイク(機材)を通した音が嫌いってどういう事なのか?




セゴビアがマイクを使わない理由は、耳元で「愛してる」と静かにささやく言葉が

耳元で大声で話す言葉になるからだ!と語ったそうですが

それは音量の程度問題でしょうか?

心から発した言葉そのものが変化する訳では無いと思います。


それとも昔の性能の悪い時代の機材だからか?



音の好き嫌いは有って当然ですがそれでもいろんな音色の楽器が有るように

それぞれ音色の違いは有っても感動する要因は何と言っても演奏者と作曲者の

精神が音に乗っかって聴衆の心に響くからだと思います。



何より音楽が最も聴きやすいその環境に合った音作りこれが大切なのか!

機材の有効利用など、一つ勉強に成った今回の「二重奏deライブ」でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿