Mr.大江のGUITAR TREK

クラシックギターとスタートレックをこよなく愛するミスター大江のブログです。

公開レッスン無事?終了

2011-03-21 11:34:00 | ギター
ギタリスト「福田進一」先生の公開レッスン無事?終了しました。

個人レッスンとしての受講は「松田晃演」先生以来、実に30年振りです。

しかも現在のギター界で最も勢いの有るあの「Mr.福田」

そしてギターマニアの集まる中での公開レッスンです。

緊張する要素が一杯!


小学校の集団接種の注射を待つ心境。

どえりゃ~緊張・・。


頭真っ白、指にも全然力が入らない、、、。

全く盛り上げと力の無い平凡な、、、自爆演奏。

※緊張も何も跳ね返す無鉄砲な青年時代が実に懐かしい。


Mr.福田がにこやかに語り掛けてくれるので徐々に緊張もほぐれて来ました。

そして、曲の頭出しの呼吸、リズムの頂点を明確にする事、曲の起伏と盛り上げ方
フレーズの取り方、上手く聞かせる為の間の取り方などなど。

又、リズムの確認の為に受講曲を上下部(ピアノの右手と左手)に分けて違う拍子で
二重奏にして演奏。
Mr.福田のノリノリで鋭く刻むリズムに一緒について行くのに必死必死・・・。


アドバイスとして、音はキレイだがアポヤンドとアイレの音に違いが有るのでバランス
良くもっとハッキリした音の出るアルアイレのタッチを指導して頂きました。

指先にもっと深く弦を掛けて上に向かって弾く・・これは本当に参考に成りました。

※今朝思い出した事、これは爪無し奏法をしていた時のアルアイレ奏法だ!納得!!


後半は雰囲気に少し慣れて来たので、福田先生から私の弾き方をもっと見たいから

「違う曲を弾いて見て!」と言われ予定外の曲を弾いて指導を頂き終了しました。


結論として、アルアイレとアポヤンドの音色と音力差を出来るだけ無くす事。

※今の住居に引越して以来4年間、大音での練習が出来ない為の影響かな?

技術的には他に言う事は無いから、後はもっと様々な要素の曲を
タッチに意識を集中しながらもっと弾いて行って下さい。

※趣意、気分の良い曲ばかり弾かないように。

との事でした。


ふう~っ!一週間続いた胃痛症からもこれでオサラバか?


しかし隣で聞くMr.福田の音色と音量、モーレツな初見譜読力と凄まじいリズムの
切れ味と迫力、やっぱりトッププロは違うわ・・凄い!と思いました。



公開レッスン終了後、インドカレー屋に場所を移してMr.福田を囲んで
打ち上げが有りました。

※名古屋出身ドイツ在住ギタリスト谷辺さんも同席。


Mr.福田は本当に面白い人で「根っからの関西人」私の一才年上なので同年代
そして「トレッキー」でも有ります。


ブログ話とコテコテの「吉本新喜劇」話で大盛り上がりでした。


これだけ親しく話せる人ならば次回は緊張もきっと半減する事でしょうね~。


そして時間は生ビールからワインへと進み、いよいよ受講生女性3名(IXY含む)が
先生との立場を逆転して大騒ぎ!

これにはMr.福田もタジタジ・・思わず他席へと逃げ出す。


最後はMr.福田と握手をして散会。

こんな面白い打ち上げは久々でしたね。


また新鮮な気持ちでギターに挑戦する意欲が湧いて来ました。

さあ!これからは、もっともっと頑張るぞ!!


※追記 

休憩中他の受講者の方から「音色がすごく綺麗でとても良かったですよ」と激励有り。

※有り難いお言葉で励まされました。ありがとう!

二次会でもミューズの講師の方から、私の生徒の中にも昔岸田先生に習っていた方が
居ますが、門下の方々は音色が本当に綺麗ですね、とのお言葉を頂きました。

福田先生からも「ギターは音色が命、日頃から綺麗な音を作る努力を!」との
アドバイスが有りました。