出師之表

三国志ファンには有名な「読んで泣かざるは士にあらず」と言わしめた名文だが、そんなスゴイ文章を書く自信は全くない・・・

高橋俊介先生セミナー「習慣が作る自分らしいキャリア」

2008年09月30日 14時45分48秒 | キャリア
昨日はキャリアカウンセリング協会主催の高橋俊介先生のセミナーに参加。キャリア論では毎回大いに興味深い話を聞かせていただけるので今回も楽しみにしていた。

セミナーのタイトルにあるように、自分にとって良いキャリアを作るためには、良い習慣を身につけていくことが重要。その習慣の参考となる24個のキーフレーズを解説していただいた。

<ワークライフのキーフレーズ>
1.「仕事ばかりしていると仕事に必要な能力が身につかない」
 仕事に必要な能力って、家庭や社会から学ぶことも多いよね・・
 
2.「大切なことは二つ以上ある」
 例えば、仕事かプライベートかどっちが大事か、ではなく、どっちも大事
 プライオリティをつけると、もう一つの方が足手まといになりストレスに。

3.「デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる」
 子供が産まれる前は「大変そうだ」と必ず思う。でもワーキングマザーをやってみてわかったこともあるはず。 

4.「遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない」
 遊び方を考える能力が仕事にもつながる。今は遊ばされている。

5.「魚は対面販売で買え」
 その日のチャンスを生かして新しい経験をする。経験することをあらかじめ決めていてはダメ。 

6.「スローキャリアという生き方は、仕事よりも私生活重視では実現できない」
 スローキャリアはスローライフではない。

7.「お金を大切にして初めて精神的豊かさが手に入る」
 ある程度お金が無いと、お金のために働かなければならなくなる。

<仕事とキャリアのキーフレーズ>
8.「意志決定は下手に考えてしまうと裏目に出ることも多い」
 直感も信じよう。中途半端に客観視して決定しない。

9.「キャリアは目標でなく習慣で作られる」
 その通り!(と思う)

10.「キャリアフェーズにネーミングすることでキャリアの舵取りをする」
 仕事に意味合いをつける 

11.「二番目に得意なことを仕事にする」
 そういえば自分は高校時代、数学が得意なので文系を選んだわ。それが光る物になることがある。
 
12.「仕事に枠を作るのか糊代を作るのか」
 自分の仕事の領域を広げよう。枠を作ると、コミュニケーションは楽になるかもしれないが、孤独・・・。助けてもらえなくなる。 

13.「目的合理と価値合理の働き方を使い分ける」
 結果を焦らない。信じてやり続けること。

14.「自分の仕事をプロフェッショナル化する」
 自律的、顧客志向であること。上司が不得意なことを得意にしよう。辺境の仕事をやろう。

<ネットワーキングのキーフレーズ>
15.「情はあるが義理が無い沖縄に学ぶ多様性」
 一対多の互酬性=情けは人のためならず

16.「自分がされていやなことは他人にしてはいけない、では不十分」
 自分の尺度だけじゃなくて「多様性」の資質を育てる

17.「セルフブランディングを意識することで自分向きの機会を呼び込む」
 ○○と言えば誰々・・、と言われるようになろう

18.「自分の人間関係や取り巻く人たちは自分の人間観の鏡である」
 胸に刺さった・・・。

19.「サイバー上だけでは信頼という能力ははぐくまれない」
 表情、声の調子から読み取れることもいっぱいある。信頼できるかどうかにおいでわかるようになる能力は訓練しないと身につかない。

<組織を見るキーフレーズ>
20.「人を大切にするかというのではなく、どう大切にするのかが重要」
 人が大切・・、って当たり前。でもその大切さってどうか?
 ・人は資産だ=人は所有物だ
 ・人は資本だ=能力を借りている。投資家と同じだ。
 所有物としての「大切」は家長的なだけで単なるわがまま。

21.「グローバル化の障害は日本人か日本企業か」
 日本企業です。中国ではすごく日本人の能力が買われているのに。
 
22.「プロは一人が育てるのではない」
 関わる人全てで育てているんです。

23.「人を育てる意識より人が育つ環境を」
 大賛成。私の仕事のポリシー。

24.育成の年功序列意識が組織を停滞させる
 大賛成。上司が部下を教えなくてもいい。部下が得意なこと、知っていることは部下が上司に教える。上司は偉くない。役割なんだから。


今回も大いに刺激的なセミナーでした。
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三国志カレー

2008年09月10日 12時18分32秒 | 雑談
三国志カレーなるものを発見!!

http://www.chugen.net/yokoyama/yokoyama_curry.html

「三国志」と「カレー」は全く縁遠い・・・

しかし。

三国志といえば、横山光輝著「三国志」。

横山光輝著「三国志」を愛してやまない人たちのコラボレーションで生まれたこの商品。

カレーのルーが魏・呉・蜀の版図地図に見えてくる・・・(ウソ)

すばらしい。

思わず物欲がうずきました。

中華風味のこの三国志カレーを味わいながら五丈原の秋風を感じてみるか・・・。
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