地に足をつけて。

今日は朝から肌寒かった。降り続く雨も重なり気温は下がりっぱなしだった。
その雨はついに雪へと変わってしまった・・・

会社の行事で山へハイキングに行ってきた。
紅葉が綺麗でこれから秋が深まっていくのだろう・・・と頂上からの風景を眺めていたのがつい１週間前。
おまけに今週には仲間と近所のスキー場へ草刈りに行った。
草刈りを手伝うとシーズン中のリフト代が割引になるのだ。
その時ですら小雨が降りこそすれ、雪なんてまだまだと思えるほど暖かかった。
天気予報の通り、気温は連日下降の一途。雨も止む気配もない。

最近は職場と自宅の往復で天気をじっくり考えることもなかった。
しかし、今朝何気なく近所の山の方へ目をやると、山頂付近はうっすらと雪景色だった。
「もう山の方では雪か・・・」
なんて思っていた矢先、標高が低い市街地でも雪が降ってきてしまった。
降り積もることはなかったが、もうこんな時期かと実感させられた。

自分は生まれも育ちも東京下町。そのためかあまり季節の四季というものについては鈍感かもしれない。
新潟に転勤してそろそろ５年。無論、紅葉や雪景色が初めてでは無いものの、
去年は水害や地震でそれを感じるゆとりすらなく、久々に四季の移り変わりを感じたような気がした。
画像は会社の行事で登ったハイキング、山頂からの一枚。
前日まで小雨が降っていたものの、この日だけ太陽が顔を見せてくれていた。

草刈りの休憩時にゲレンデから下の町々を見る。
スキーをしに来た時は空も地上も一面白い雪に包まれている。
それが今はどうだろうか・・・
川が蛇行して流れ、田畑の緑、牛舎の青い屋根が彩りを加え、遠くの方には紅葉した山々、その先には日本海。
東京から一変したこの生活。それもだいぶ板に付いてきたと思う。
就職当時は神奈川で仕事をしていたが、今はこうして生まれ育った東京を遥かに望む新潟の地で厳しい冬を迎える。

関東のみんなと遊ぶ機会が少ないと嘆くこともあるが、その分皆と会える時は全てを忘れて集中できる。
旅行、買い物、飲み会、映画鑑賞に誰かの家に泊まっての他愛の無いおしゃべり。
コスプレイベントに撮影会。そしてもちろんサバイバルゲーム・・・etc
縁があって集まった仲間。最近、その仲間との繋がりを強く感じる。
逆境に負けない絆、いよいよ寒くなる新潟の地でその暖かさが身に染みる今日この頃。
いよいよ肌寒くなるこれから・・・みなさんは何に暖かさを感じますか？





新潟に来て初めて知った・・・
「るろうに剣心」の登場人物のほとんどが新潟の地名だということを。

「サバイバルゲームチーム」柏教導団
陸士長　　半田コージ