飲み過ぎ注意！？

未だに茨城で生活してる半田です。
テスト項目はこなしているものの１８日までにデータが集まらなければ、更なる滞在が・・・
早く終わらせて帰りたいものの、新潟では既に雪が降り積もっているらしく複雑な気分です。

さて、今回は半田の先輩に起こった恐怖(？)の物語をお話ししようと思います。
先週の日曜日、データ整理の日だったのですが土曜のうちに前倒しで完了したので、
日曜日は初めて丸一日休みになりました。
そういうわけで半田を始めチームのみんなは東京へ向かいました。

その半田の先輩は千葉で友人と飲むと言うことで津田沼に向かいました。
昼前から津田沼で久しぶりに友人と会い、ビリヤード、ダーツ、ボーリングと遊び歩いていたそうです。
夕方も過ぎ、街のネオンが恋しくなった先輩達は１８時から居酒屋で夕食がてら飲み始めました。
居酒屋で腹も満たされ、アルコールも入り、２次会へと進み、ある飲み屋に入りました。

２時間という時間を有効に使うために先輩達は浴びるように飲んだそうです。
そして、９０分を過ぎ、そろそろシメにかかるということで店からのサービスでシャンパンを飲み始めました。
最後にシャンパンを飲み気持ちよく飲み終えた先輩達は津田沼の駅へと向かい、そこで友人と別れたそうです。
時間は２２時。茨城に帰るにはまだ十分な時間でした。

先輩は総武線に乗り船橋で東武野田線に乗り換え柏へ。そこで更に常磐線にと乗り換えて茨城へ向かう予定でした。
友人と会えた満足感、昼間からの遊びによる疲労、居酒屋で満たされた満腹感、アルコール摂取による酩酊状態、電車で椅子に座れたささやかな幸福。
その全てが揃ってしまったためか・・・先輩は座席に座ったまま気持ちよく寝てしまったそうです・・・

ハッと気がついたときにはどこか見知らぬ風景になっていたそうです。
隣の乗客に聞いたそうです。
「船橋って通り過ぎましたか？」
帰ってきた言葉は残酷なものでした。
「船橋はとっくに通り過ぎてもうちょっとで新宿だよ」
慌てた先輩は次にドアの開いた駅で飛び降りました。

生まれも育ちも新潟という・・・見知らぬ土地、寝過ごしたという焦り・・・完全に先輩は焦っていたそうです。
冷静に状況把握をしていれば今後の恐怖を回避することは出来たかも知れませんでした・・・

先輩は改札を走るように通り抜けて駅前のタクシーに飛び乗りました。

「明日の朝までに茨城に帰らなくてはいけません、茨城へ向かってください」

タクシーの運転手も面食らったそうです。まだまだ宵の口、終電もまだ終わっていない時間どうして？と。
そう・・・このとき、この駅からの路線検索を携帯でしていればあんなことには・・・
上野発の常磐線でまだまだ茨城に帰ることは出来ました。そう・・・３１００円もしない金額で。

車は首都高速から高速に乗り、一路茨城へと向かいました。
先輩は場所を伝えた安堵感からか眠りに誘われてその誘惑に負け、深い眠りに入ってしまいました・・・

とあるＰＡにてタクシーの運転手と先輩はトイレに入りました。
夜風に当たり少々眠気も覚めて冷静になりました。車も本線に戻りました。
そこで先輩の目に飛び込んできたのは恐ろしい数字でした。

タクシーメーターの料金が４万円を超えていました・・・
驚いた先輩は慌てて財布を確認しました・・・万札は何度数えても３枚しかありません。
先輩は恐る恐る運転手に語り出しました。

「すみません・・・３万１千円しか財布に無いんですが・・・」

今度は運転手が慌てる番でした。しかししばらく項垂れた運転手はそのまま車を茨城へと進めました。
しばらくするといつのまにかメーターは４６６６０円のところで止まったままでした。
車は高速を下り、一般道を通り、目的地である茨城の会社へと到着しました。
先輩はそこで財布に入っている３万１千円全てを支払い下りたそうです。

先輩に残ったのはわずかな小銭と４６６６０円のタクシー領収書と脱力感でした。
話によると、恐らくメーターが正規に動いていると６万は超えていたのでは！？ということでした。

今回の話をタクシー運転手の温情に感謝する心温まる話と捉えるか、酒には悪魔が住んでいるという残酷な話と捉えるかは皆さん次第です(笑)。
これから年末も近づけばみなさんも忘年会や各種宴会が入ってくると思います。
ちょっと油断するとみなさんもこんな恐ろしい物語の主人公になってしまうかも知れません・・・
お酒・・・飲み方には気をつけましょう。





画像と本分とは関係がないとは言えない物を。茨城のある酒場にて頼んだ物。
生ビールと馬刺とモツ煮込み・・・
もちろんこれで飲み終わったわけではなく、生をもう一回おかわりしてから焼酎にスライド(笑)

「飲み過ぎ注意！？」が一番当てはまる教導団員　陸士長　半田コージ