今の家作りの現状と、自分がしたい家作りを知ってもらおう!ってことが今回のテーマ。
おいおい!そりゃ言っちゃまずいだろ?と思う気持ちも少々ありますが、ま、いいしょ。
環境保全だの地産地消だのあれやこれや色々やりたいことはありますが、全てのベースになる事ですから知ってもらいたい。知った上で建てる事を考えてもらいたい。
大工さん、左官屋さん、建具屋さん、職人みんながちゃんとした仕事が出来て、なおかつ施主に無理なく払える値段にするには?と考えた結果です。
個人の大工としてはきっと可能ですが、少し規模が大きくなったら?大工を抱えたら?育てたら?と膨らめば膨らむほど無理も増えていきます。
やっぱり人件費が一番お金のかかることですからね。
ま、あくまで俺の理想ですから「へえー」ぐらいで考えてください。
そして工務店、ハウスメーカーのグラフはあくまで例です。
実際のところは違うかも知れませんが、たぶんこんな感じだと思うよ…。
まずは<一般的な工務店>の例
工務店が仕事を請けて(元請)が自分のところで抱えている大工に仕事をさせた場合です。
だいたい元請の取り分が20%。
元請の社長、営業、現場監督、事務費など「会社」として運営していく費用になります。
ざっと見て分かるように工務店が設備機器メーカー等から仕入れるものと、大工の費用が大半を占めます。職方たちは家一軒につき22%程度しかないんですよ。
これしかないのにハウスメーカーではもっとないんですねー。
日数的に見ても職方は長くて10日程度。少なくて当たり前ですが、ということは月に25日働くには現場がいっぱい無いと生活できません。
といってもそんなに仕事は無い。仕事が無いのに、手間が安いのがこちら↓。
続いて<ハウスメーカーの予想>
工務店と違い、会社の抱える人数が多いこと、住宅展示場等の広告費用、その他規模に応じてかかる費用も多くなることから建築費の30%が元請の取り分。
実際はもっと多いかもしれませんが、少ないことは無いでしょう。
さてさて、工務店との差10%はどこから出るのでしょう?
グラフの通り全てを詰めるだけです。
職方は元々費用が多くは無いのに3%減。あとは大工、木材、建材等から少しづつ。
棟数を多く建てるメーカーは建材や設備を大量に仕入れたりすることが出来るので値段は下げられる。どれを取っても「いい物」は選べないけどね。
ちなみに工務店もハウスメーカーも建具は造りじゃなくてユニットの場合。大量生産の工業製品。木粉を接着剤でギチギチに固めて石油でまいたやつ。
トステムとかウッドワンとかそういうやつね。それも大量に入れるから仕入れも下がる。
造りだとそうはいかない。手作りだし木だからね。
そうやってギチギチに作ったものが良い物でしょうか?
「安く、早くで出来たものと同じ値段でいい物を」と考えて、なおかつ「みんな損しない」案がコチラ。
理想の<ケンタロープラン>
職方はの割合は一気に増えて36%。
建具もユニットじゃなくて造り。造るから窓枠ドア枠も木。
木だから塗らないといけないので塗装屋の仕事も増える。
木材も県産材等の使用も考えて多めに見て、みんなの取り分も少しだけ上乗せ。
大工の費用も作りながら対応できるように多め。
会社としての規模が自分と嫁さんぐらいなら元請としての取り分は8%。たぶんこんなもんで平気かな?人が多くなると難しいかもね。
あくまで全部坪数の建物を同じ金額で建てた場合を想定しています。
値段は同じで質はケンタロープランが一番のはずです。
個人や小さな工務店の生きていく道はこんな感じが一番なのかな?と思います。
みんなが潤って、施主も喜ぶ。みんなが楽しい。
やっぱり楽しいのがいいじゃないの。
建具屋が建具屋として、左官屋が左官屋としてきちんと仕事が出来るようにコントロールするのが元請の仕事。みんなまともに仕事出来てないからね。
絶滅しちゃうよ。職人が。
これで出来たら、大きな会社は小さなところに勝てなくなるでしょ?
質を上げたら金額が上がるのが普通だからね。
というわけで、こんな感じで家が建っているということを知って頂けたでしょうか?
もう建てた人はどうだったでしょう?
もしこれから建てる人はどこに(誰に)お金がかかっているのがいいですか?
もう少し詳しく知りたい、そんな家なら建ててみたい!などなど何でも応えます。
免許ももうすぐ来るから、図面も書くよー。
家のことなら何でも相談に乗りますよー。それとね、雪板も作るよ(笑)
一緒に滑りません?も受付中!(笑)
おいおい!そりゃ言っちゃまずいだろ?と思う気持ちも少々ありますが、ま、いいしょ。
環境保全だの地産地消だのあれやこれや色々やりたいことはありますが、全てのベースになる事ですから知ってもらいたい。知った上で建てる事を考えてもらいたい。
大工さん、左官屋さん、建具屋さん、職人みんながちゃんとした仕事が出来て、なおかつ施主に無理なく払える値段にするには?と考えた結果です。
個人の大工としてはきっと可能ですが、少し規模が大きくなったら?大工を抱えたら?育てたら?と膨らめば膨らむほど無理も増えていきます。
やっぱり人件費が一番お金のかかることですからね。
ま、あくまで俺の理想ですから「へえー」ぐらいで考えてください。
そして工務店、ハウスメーカーのグラフはあくまで例です。
実際のところは違うかも知れませんが、たぶんこんな感じだと思うよ…。
まずは<一般的な工務店>の例
工務店が仕事を請けて(元請)が自分のところで抱えている大工に仕事をさせた場合です。
だいたい元請の取り分が20%。
元請の社長、営業、現場監督、事務費など「会社」として運営していく費用になります。
ざっと見て分かるように工務店が設備機器メーカー等から仕入れるものと、大工の費用が大半を占めます。職方たちは家一軒につき22%程度しかないんですよ。
これしかないのにハウスメーカーではもっとないんですねー。
日数的に見ても職方は長くて10日程度。少なくて当たり前ですが、ということは月に25日働くには現場がいっぱい無いと生活できません。
といってもそんなに仕事は無い。仕事が無いのに、手間が安いのがこちら↓。
続いて<ハウスメーカーの予想>
工務店と違い、会社の抱える人数が多いこと、住宅展示場等の広告費用、その他規模に応じてかかる費用も多くなることから建築費の30%が元請の取り分。
実際はもっと多いかもしれませんが、少ないことは無いでしょう。
さてさて、工務店との差10%はどこから出るのでしょう?
グラフの通り全てを詰めるだけです。
職方は元々費用が多くは無いのに3%減。あとは大工、木材、建材等から少しづつ。
棟数を多く建てるメーカーは建材や設備を大量に仕入れたりすることが出来るので値段は下げられる。どれを取っても「いい物」は選べないけどね。
ちなみに工務店もハウスメーカーも建具は造りじゃなくてユニットの場合。大量生産の工業製品。木粉を接着剤でギチギチに固めて石油でまいたやつ。
トステムとかウッドワンとかそういうやつね。それも大量に入れるから仕入れも下がる。
造りだとそうはいかない。手作りだし木だからね。
そうやってギチギチに作ったものが良い物でしょうか?
「安く、早くで出来たものと同じ値段でいい物を」と考えて、なおかつ「みんな損しない」案がコチラ。
理想の<ケンタロープラン>
職方はの割合は一気に増えて36%。
建具もユニットじゃなくて造り。造るから窓枠ドア枠も木。
木だから塗らないといけないので塗装屋の仕事も増える。
木材も県産材等の使用も考えて多めに見て、みんなの取り分も少しだけ上乗せ。
大工の費用も作りながら対応できるように多め。
会社としての規模が自分と嫁さんぐらいなら元請としての取り分は8%。たぶんこんなもんで平気かな?人が多くなると難しいかもね。
あくまで全部坪数の建物を同じ金額で建てた場合を想定しています。
値段は同じで質はケンタロープランが一番のはずです。
個人や小さな工務店の生きていく道はこんな感じが一番なのかな?と思います。
みんなが潤って、施主も喜ぶ。みんなが楽しい。
やっぱり楽しいのがいいじゃないの。
建具屋が建具屋として、左官屋が左官屋としてきちんと仕事が出来るようにコントロールするのが元請の仕事。みんなまともに仕事出来てないからね。
絶滅しちゃうよ。職人が。
これで出来たら、大きな会社は小さなところに勝てなくなるでしょ?
質を上げたら金額が上がるのが普通だからね。
というわけで、こんな感じで家が建っているということを知って頂けたでしょうか?
もう建てた人はどうだったでしょう?
もしこれから建てる人はどこに(誰に)お金がかかっているのがいいですか?
もう少し詳しく知りたい、そんな家なら建ててみたい!などなど何でも応えます。
免許ももうすぐ来るから、図面も書くよー。
家のことなら何でも相談に乗りますよー。それとね、雪板も作るよ(笑)
一緒に滑りません?も受付中!(笑)
どこで設計するかはお施主さん次第ですからね。
だいたい安いところで30万ぐらいですかね?
その他に登記費用など「建物」以外でかかる部分もあるので、あくまで「建物」のみの値段です。
俺のプランは横のつながりあってのプラン。
みんなが協力し合わないと難しいですねー。
設計は重要なので、ここはきちんと計上すべきと思います。ケンタローさんはご自分で引けるから「サービス」ということも可能でしょうけど。
家づくりだけでなく、製材や山づくりも含めて、職人さんのネットワークが大切ですね。