まさか過電流で電線が切れるとはちょっと情けないですね。運転再開時に高負荷になったのでしょうか。
架線トラブルで須磨駅直前で緊急停止したのが8時を過ぎたあたりでしょうか。
そこから状況確認と対応検討中とのことでひたすら待つこと1時間30分。
長い長い検討の結果、架線の復旧までかなりの時間が必要となりハシゴで電車から降車し、山陽須磨駅まで歩くことになりました。
5号車付近からハシゴでの脱出案内が始まったのが10時頃。

ついていないことにハシゴから一番離れた車両に居たのも災いし、電車から脱出出来たのが11時20分。
どんだけ時間かかとるねん。
結局、須磨駅手前で3時間位車内に閉じ込められてたことになります。人身事故の影響も考えるともっといたことになります。
ボックス席に座れていたこともありはじめは余裕綽々でしたが、2時間を過ぎた辺りから同じ姿勢で狭い空間にいることが辛くなってきました。
何時頃どうなるのかという案内もなくひたすら現状報告のみに徹し、先行きが見えない車内放送に苛立つ。
満員電車の中でギューギューの状態で立っていた方も多かったので私以上に大変だっただろうと思う。
空調で車内温度の調整をしていると車内放送があったが、明らかに乗っていた車両だけ寒く気温がおかしい。寒すぎて最後は震えが止まりませんでした。
気分が悪くなりトイレのある車両へ向かう人、脂汗かきながらもじもじしている人、ぐったりしてる人。
本当にみんな大変そう。
漸く脱出し山陽須磨駅に行くと今度は山陽須磨駅に入るために西側と東側の両サイドから大行列。
山陽電車にJR利用者を受け入れるキャパは勿論無く、警察関係者が大勢おりひたすら交通整理されてました。
東側の列の最後尾は須磨駅と須磨寺駅の間位まで伸びていました。並ぼうかと一瞬悩みましたが、並ぶぐらいならすぐ隣の須磨寺駅まで歩こうと思い移動しました。

同じような考えの人で須磨寺駅も混雑しているかなぁと思いましたが、人影がちらほら。思ったより人が居ません。
少し待つと満員になった特急電車が須磨駅からやってきました。須磨寺駅で降りる人もいるし、押し込めば少しづつ乗れます。
1本目の電車は諦め、2本目の電車に乗り込み無事に阪急三宮まで進むことが出来ました。
三宮まで出てくれば阪急も阪神も普通に運転しており、スムーズに大阪まで移動すること出来ました。何事もなかったかのように時間が流れていることに驚きました。
結局、最寄り駅から大阪に着くまでにかかった時間は約6時間です。
もーたまらんす。
仕事!?やる元気なんかあるかー!
まぁ、お腹が痛くなったりしなくて良かったです。これが真夏で冷房とか止まってることを想像すると地獄でした。
私は仕事だから何とかなったものの、旅行に行く途中とか新幹線や飛行機の予約があった人はどうなるのでしょうか。本当に可哀想です。
JRさんの対応は山陽須磨駅までの道のりを案内されておしまい。
ほんまにこの対応でええんか。
なんかあるやろ。
JRさんの対応力の低さが露呈した感じの1日でした。