
「う~~ゲーセンゲーセン」
今ゲーセンを求めて全力疾走している僕は予備校に通うごく一般的な男の子
強いて違うところをあげるとすれば勉強する気がまるで無いってことかナー
名前はベンジャミン
そんなわけで一月に閉店を控えたアポロンにやって来たのだ
気付くととベンチに二人の若い男が座っていた
ウホッ!いい男たち…
そう思っていると突然その男たちは僕の見ている目の前で100円玉を取り出したのだ…!
「(セッション)や ら な い か ?」
そういえばこのゲーセンはセッションプレイ対応の筐体があることで有名なところだった
いい男に弱い僕は誘われるままホイホイとセッションを始めてしまったのだ♥
彼ら――
片方はちょっとワルっぽい?好青年で福蔵と名乗った。
もう片方は人当たりのよさそうなこれまた好青年でサンダース軍曹と名乗った。
二人とも引っ込み思案らしく
プレイが始まるなりいきなり選曲権を委ねられてしまった
「よかったのか、ホイホイセッションして
俺たちは素人だって かまわないでアンコールまで連れてっちゃう 人間なんだぜ」
「こんなこと初めてだけどいいんです…
僕…皆さんみたいな人 好きですから…」
「うれしいこと言ってくれるじゃないの
それじゃあとことんよろこばせてやるからな」
言葉どおりに彼らはすばらしいテクニシャンだった
僕はというと彼らのテクニックに身をふるわせてもだえていた
いいこと思いついた
お前 俺のプレイを撮影しろ
えーっ!?撮影ですかァ?
男は度胸!何でもためしてみるのさ。きっといい気分だぜ
ほら 遠慮しないで撮ってみろよ
彼(福蔵)はそう言うとビデオカメラを僕に渡し
美しいプレイをしだした
自分がドラムを叩いてるところを人に撮らせるなんて
しかし 彼の堅くひきしまった腕を見ているうちに
そんなカメラ小僧じみたことをためしてみたい欲望が……
とまあ今日はこういうことがあったのです。勉強する気が無いっていうのはまあアレですが。
今日はもう受験終わるまでの遊び治めと言う気分でゲーセンに行ったわけです。遊ぶたびに遊び治めとか言ってますけど。
するとタイミングが良いんだか悪いんだか彼らも来てしまったわけです。
今日は高校の担任に会いに行って書類をもらう予定だったのですが彼らが来たとあってはそんなことも言ってられません。
高校の担任には、急に補講が入ったと嘘をつきました。
そのときに担任はいつでも取りに来ていいと言ってくれたので
「ずっと…待っててくれるんですか…」
とちょっと乙女な台詞を吐いてみましたが流されました(「はい」とだけ言われた)
その後、軍曹はツンデレっぽくバイトに行き(「べ、別に働きたくて来たわけじゃないんだからね!…ただ、ちょっと暇だっただけよっ」)
私と福蔵さんはぽっぽ饅頭という饅頭を捜し歩きました。
なかなか売ってなかったのですが、動物のチョロQみたいなやつを発見しました。やたらヨイショされてる。
一個1000円で、4個セットなら4000円!という売り文句でした。
普通に見たらなんとも無い売り文句ですけど、ちょっと考えると何もお得じゃないから別にセットで買う意味は無いですよね。ナイスツッコミ福蔵さん。
その後、二人でぽっぽ饅頭を食べました。美味。お茶は冷たかった。
福蔵さんはゲーマーズに行くようだったのでついて行きました。遊び治めですからね。
ゲーマーズではXBOX380のリッジレーサー(クソゲー)をやったりシュガー関連のグッズが単行本の三巻しかないのを確認したり面白かったです(?)
その後もガチャポンを捜し歩いたり盛り上がりました。
長くなりそうだったので短くしたら思いのほか短くなりました。それでも長いんですけど。
だいぶ前にうちの母が秋葉原でおでん缶を買ってきてくれまして(以前の日記参照)ありがたがりながら食べたのですが↑の写真のようにJR札幌駅改札横のkioskに普通に売ってました。ぜんぜんありがたくない。
食べてた時点ではものすごく美味しい気がしてたんですがこうやって普通に売られてると別に美味しくなかったような気がしてきちゃうから不思議です。